なんでも本日6月9日は「ロックの日」って言うらしいね。
つーことで。
今回は、ロックの日に因んで
オレがライブハウスに足を運ぶようになったバンドを紹介しよう。
かつて「DOOM」ってバンドがあったんだが
オレが青春時代夢中になったバンドのひとつでな。
トリオ編成のとてつもないテクニシャンバンドで
80年代中、後期から2000年まで活動してたバンドだ。
そんなDOOMの音楽をひと言で言うと。。。。。
「ひと言では語れないバンド」
これだっ!!
確か「DOOMの音楽はDOOMです」的なキャッチコピーがあった気がすんだけど
正に、その通りのバンドなんだよ。
ヘヴィであり、アヴァンギャルドであり、プログレッシブであり
ジャズのようでもあり、とにかくなんでもあり。
しかし、どの曲も「DOOM」のサウンドとして
一貫したものがあるんだよね。
当時としても新しい音楽だったが、
今聴いても圧倒的な凄みは色褪せることはない。
また、初期の頃はメイクを施してたんだが
そのメイクが楽曲をより一層引き立ててんだよ。
とにかく「凄い」バンドで
オレがライブハウス通いするきっかけになったバンドだし
とても思い入れのあるバンドでな。
オレが特にDOOMに思い入れがあんのは
G/Voの藤田さんに可愛がってもらってたからだ。
オレは中学の頃からライブハウスに足を運ぶようになったんだけど
とにかくDOOMのサウンドに衝撃を受けて
どうしても生で見たくなってしまってな。
なにしろ、初めて聴いた時に
う〇こ漏らすくらい衝撃を受けたからな。
最近は衝撃を受けなくてもう〇こを漏らしそうになるけど♪
あくまでも「漏らしそう」だからな!!
えーーっと。。。。。
学校を早退(抜け出し)して、リハの時間から行っちゃあ
「困った子」としてメンバーに可愛がってもらってな♪
若いって怖いもの知らずで素敵だね♪
最初に藤田さんに声を掛けてもらった時のことは
今でも良く憶えてるぞ。
オレが学校を抜け出して14時前からライブハウスに行って
入り口んとこで待ってたら、藤田さんが来てこんな会話をしたんだよ。
藤田さん「お。少年。ライブ観に来たのか?」
オレ「早く観たくて、もう来ちゃいました。」
と言うとゲラゲラ笑いながら
藤田さん「早く観たいからって、こんな時間に来てもライブは早く始まらんぞ。」
「ところで、学校は?」
オレ「もう終わりました。」
藤田さん「ウソだろ。」
オレ「ウソです♪」
って言ったら更にウケてくれてな。
そしたら
藤田さん「というか、こんな時間から少年を待たせたら
イジメてるみたいじゃないか?」
「中に入ってリハでも観てなさい。」
って言って、オレを中に入れてくれてリハを見せてくれたんだよ。
しかも、ジュースまでご馳走してくれたんだよ。
「ライブは早く始まらんぞ。」と言いながらリハを見せてくれんだぞ。
本当に凄く良い人なんだよっ!!
高校に入ってからも、このスタンスは変わらず
特に藤田さんからは「少年くん」として可愛がってもらってな。
「将来のある少年がこんなところに来ちゃイカン。」なんて言いながら
周りに知り合いが居ないオレをカマってくれっからオレも余計に懐いちゃってな。
Baのモロさんは寡黙な人で、話して良い時と話しちゃいけない時があって
藤田さんが「今日は諸田に話しかけちゃダメだよ。」とか教えてくれてな。
でも、話しちゃいけない日でも、必ずなんか声は掛けてくれる
優しい人なんだよ、モロさんは。
寡黙な人で、ベースですべてを語るような人という印象だったね。
モロさんが早くに亡くなってしまったのは非常に残念だし
日本の音楽シーンとしても大きな損失だと今でも思うよ。
Drのジョーさんは、なんかいつも勢い良く動き回ってる感じで
オレの前を通り過ぎる時はひと言面白いこと言いながら変顔して
またどっか行っちゃうって感じだったな。
「オレもいつかDOOMと同じ場所でライブやりたい」
と思ってバンド活動してたんだけど
念願叶って、同じ場所でライブをやることが出来たよ♪
その後、そこのライブハウスには定期的に出るようになったんだけど
出入りしてた藤田さんとバッタリ会って
「少年くん。こんなところでなにをしてるんだ?」って訊かれたから
「今、ここに出てるんですよ。」って言ったら
「じゃあ、もうライバルだから可愛がってあげない♪」なんて
お茶目なこと言ってくれてな。。。。。
懐かしい。。。。。
当時、来日してたハノイロックスがTVに出てて
「日本のバンドで知ってるバンドはありますか?」って質問に
マイケル・モンローが「DOOMだけは知ってる。」って答えてたくらい
DOOMの海外での評価は早い段階から高かったんだよ。
DOOMはそういうバンドなんだな。
つーか、音楽のことを書いてたら無性に歌いたくなってきた。
コロナが収束したら、いつでも活動出来るように300曲くらい作っておこう。
そうしよう♪
ヒロPOM