産業カウンセラーの機関冊子の名前は「いまここ」だった。過去でもなく未来でもないまさに今、ここに気持ちを置く事。それができれば、変えられない過去の出来事や来るかどうかもわからない未来予測にムダに惑わされることもないと言うことらしい。


そうありたいと思うのだが、最近モヤモヤと胸がざわつくことがある。


ちょっと遠方に住む知り合いが腕を怪我して生活がままならないので、家の片付けを手伝って欲しいとの依頼があった。両手が使い物にならないらしい。

2泊3日で雑用をこなしてきた。


それから約1ヶ月後、今度は仕事の手伝いに来てくれないか、と言われた。期日まで1週間もないが「まだ治ってないだろうし、困ってるみたいだし」と思って引き受けた。

当日、仕事しながら雑談するとしきりに私の就職について聞いてくる。以前から冗談ぽく「ここに移住したら仕事あるよ」って何度も言われてきた。


そして、自宅に戻って1週間、ラインで「就職どう?」と聞かれる。


どうも「都合良く使われているんじゃないか」というような氣がしてしまって、このまま就職が決まらないと呼び出しが増えたり移住を強要されたりするんじゃないかって邪推してモヤモヤしてしまう。別にそんなこと、言われてもないのに。

来るかどうかもわからない未来の予測に振り回される自分に


「やれやれ。またムダな思考に貴重な時間と脳のリソース使っちゃって」

とツッコミを入れてみる


公園にて。エキナセアかなぁ?