皆さん
お元気ですか
断捨離の時に見つけたパリの日記から・・・昔に思いをはせています・・・
前回にちょっと触れた「オマル」事情のことを書いてみます。
私達はパリに駐在することになると、日本からのお客さんがぞくぞく・・・といらっしゃいました。
その度ごとにベルサイユ宮殿など色々な観光名所をご案内することになります。
何回訪れたことか!
ベルサイユ宮殿の中
今こんな中、素敵な思い出に幸せを感じています
ベルサイユ宮殿を訪れた時
ルイ14世の時代以前から使っていたといわれる
椅子型の下にオマル(トイレ)があったように記憶しています。
*画像goo様からお借りしています。
雇われ人はお城では野外で用を足すことが多かったようです。
女性は丸いループスカートがちょうど隠すのによかったようです。相当“匂い”そうですよね…
だからループスカート下に銀製などの容器に入った
ハーブやじゃ香の香り球を入れ、匂いには気は遣っていたようです・・・
そしてもう一つ
幾何学模様の素晴らしい庭園の木々の囲いのそばは
大変なことになっていたとか…
木々の塀のそばで用を足すため
「ここでようを足してはならぬ!」という「立て看板」を立てたのがエチケットétiquetteの始まりだそうです。札のことを「エチケット」といっていたらしいです。
王様たちは宮殿がトイレ事情で宮殿が汚くなると
又ほかの宮殿に引っ越ししたようです。
ルイ14世はルーブル宮殿に住んでいました。
その後ルイ14世はベルサイユ宮殿と移り住みました。
現在のパリの観光地、ルーブル美術館は、美術館になるまでは、
ルーブル宮殿だったのです。
「悪臭・匂いを消す」ために香り文化、香水が発達したといわれていますが、このようなフランスの歴史からわかりますね、
今の時代でも本当にフランス人はお風呂に入る習慣はなく
シャワーが一般的!
これもビデの発達いうところも考えないといけないかもしれませんね。
これはまたいつかに・・・
なんと日本人と衛生観念が違うのかということ!
を当時学びました。
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