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ゼルプスト殿下の事情

ご多分にもれず、わたくしにもいろいろな事情があって、ここに書けたり書けなかったりいたしますが、書けることは書きます。

家族がいないから、本格的な料理をする気にならないってこと、よくありますよね。そんなときでも、食事を抜いてしまうわけにいかないし、面倒だからと外食で済ませるのも回数が重なるとちょっと考えもの。そこで、簡単でそこそこ美味しい「手抜き料理」をします。今回は、本当に手間いらずのスパゲティです。

用意するもの

  • トマト (半分で一人前くらい)
  • ハム
  • オリーブオイル
  • フレンチドレッシング
  • コショウ・唐辛子など好みのスパイス
  • 粉末ガーリック
  • バジル (本当は生のがほしいところだけど贅沢言えないから乾燥のやつ)
  • スパゲティ

てぬきパスタ

  1. ハムとトマトを小さく刻みます。
  2. それをボウルに入れてオリーブオイルを加えたフレンチドレッシングに浸します。
  3. その上から塩とコショウと一味唐辛子と粉末ガーリックとバジルを適量ふりかけて置いときます。

しばらく寝かせて味が馴染んだかな、という頃合いに、茹でたスパゲティに和えて食います。

たったこれだけでも、それなりに美味いです。大葉やセロリのような香草があればもっと香り高くておいしいかもしれません。ともあれ、粉末ガーリックとバジルはスパゲティには欠かせないので常備しておくといいですよ。

  • こぼれないよう、ゆっくりあけてください
  • ハサミを使用すれば、よりあけやすくなります
  • 加熱直後は熱くなっております
  • 開封時には熱くなった具やソースがはねることがありますのでご注意ください
  • また、袋のふちで手を切らないようにご注意ください

こらぁ、うるさいぞレトルトカレー!


お前さん、それ、消費者のこと気遣って言うてるんじゃなかろう? なんか言われたときのアリバイで言うてるんじゃろ? そやけどなあ、「言うてもらわなわからん」とか言うやつに限って、言うても聞いとりゃせんのやで。


だいいち「加熱直後は熱くなっております」て、そやなかったら誰がわざわざガス代払うて加熱しますかいな。それと、レトルトパックのふちで手ぇ切るようなやつのことは、「あーあ」言うて見てたらええねん。


(あ、でも、カレーそのものはけっこう旨かったです。明治の男の極旨☆黒カレーとかいうやつです。)

7月7日は, わたくしの50歳の誕生日でした。

古来, 50歳というのは「知命: 天命を知る」歳とされていますが、わたくしの場合、天命を知るというより、これまで自分がいかにバカであったかをようやく知るに至ったこのごろです。いまから取り返せるものでもないでしょうが、せめて、残りの人生はもうちょっとマトモに生きられるように心がけたいと思います。

手製のグリーティングカード

写真は子供たちの作ってくれた手製の「お誕生日おめでとうカード」です。市販のポップアップカードを見て娘が工夫してくれたものです。メガネをかけた緑色の顔がパパで、アヒルのママとウサギのお姉ちゃんとパンダの弟が「おめでとう」「いつもありがとう、これからもお世話してね」(^^;;;とお祝いの言葉をかけてくれています。そして、左下で牽牛と織女が「たなばたも忘れんといてー」と控えめにアピールしているところが、わがムスメらしくて、なんとも素敵です。

たなばたも

今回紹介する本は、名高いイギリスの宇宙物理学者ホーキング博士が編纂した数学論文集です。数年前に一度日記にも書いたのですが、改めて少し詳しいめに紹介します。タイトルと版元は次のとおりです:


“God Created the Integers, the Mathematical Breakthroughs that Changed History,” edited, with commentary, by Stephen Hawking, Running Press, Philadelphia, 2007 [『神が整数を作られた~歴史を変えた数学』ステファン・ホーキング編注, 米ランニングプレス社2007年刊]

God Created The Integers: The Mathematical Brea.../Stephen Hawking
¥2,783
Amazon.co.jp

数学の歴史に一時代を画した重要な業績を、作者である数学者のプロフィールと、論文の英訳によって紹介したアンソロジーで、古代ヘレ ニズム時代のユークリッドから現代のアラン・チューリングまでをカバーしています。取り上げられている数学者は

  • ユークリッド(『原論』抜粋)
  • アルキメデス(球と円柱について、「方法」他)
  • ディオファントゥス(数論・抜粋)
  • デカルト(幾何学)
  • ニュートン(『プリンキピア』抜粋)
  • オイラー(逆数の和について、ケーニヒスベルクの七つの橋、すべての整数は4つの平方数の和である)
  • ラプラス(確率に関する試論)
  • フーリエ(「熱の解析的理論」第III章、無限な矩形の固体における熱伝導)
  • ガウス(「数論」第III節:平方剰余について、第IV節:2次の合同式について)
  • コーシー(無限小解析についての講義・抜粋)
  • ロバチェフスキ(平行線の理論についての幾何学的研究)
  • ボヤイ(絶対空間の科学)
  • ガロア(方程式論三論文)
  • ブール(思考の法則の探求)
  • リーマン(三角級数論・幾何学の基礎をなす仮定について・素数の数について)
  • ワイエルシュトラス(函数論講義・抜粋)
  • デデキント(『数についての試論』)
  • カントール(『超限数の理論の基礎への貢献』(抄))
  • ルベーグ(『積分・長さ及び面積』(抄))
  • ゲーデル(『プリンキピアマテマティカおよび関連する体系の形式的決定不可能な命題について』)
  • チューリング(『計算可能な数とその決定問題への応用』)

どうでしょうか。アーベルもポアンカレもヒルベルトもいないので、数学史の全容をカバーしているわけではありませんが、なかなかすごいラインナップです。これで3,000円弱なんですから、アンソロジーとしてだけでもずいぶんお買い得だと想います。そのうえ、編集と解説を執筆しているのがあのホーキング博士なのですから、正直な感想として「なにそれ英語圏のひとちょっとずるいよぉ」と思うのです。


ですから、ここは声をちょっとだけ大にして言いますが、数学好きの高校生・大学生のみなさん、数学だけじゃなく、英語をちゃんと勉強しましょう。絶対損はしませんから。


こうした自然科学的文化事業が日本でももっと盛んになればいいのですが…って、いや、ここに登場した数学者の場合ゲーデル以外は著作権の保護期間満了してるんだから、そんなこと言ってないで、原文から和訳してどこかに公開すればいいんですよね。うーん。


結論:原典に基いて数学の歴史を探訪する1,300ページの旅。ガイドはあの「車いすの天才物理学者」ホーキング博士です。取り上げられている数学者の誰かひとりについて知りたいというだけの人も、このさいこのアンソロジーを手元に用意されてはいかがでしょうか。


最後に、このアンソロジーのタイトル God Created the Integers について。これは、残念ながら今回は選に漏れた19世紀後半の数学者で整数論の権威、レオポールド・クローネッカーの言葉と伝えられる「神が整数を造られた。それ以後のことはすべて人間のしわざだ。」から取られているようです。

昼食には、初めての試みとして「手打うどん」をやりました。ふつうの日清製粉の中力粉500グラムの袋を買ってきて、それに書いてある手順の通りにやったのです。

要点をまとめておくと:

中力粉300グラムに対して水135ccと塩15グラムを使う(つまり重量比で20:9:1の割合)
まず食塩水を作っておき、それを粉に混ぜ、しっかり力を入れて丁寧にこねる
丸く形を整え、乾燥しないようにビニール袋に入れて30分ほど寝かす
その後、こね直して、また20分以上寝かす
打ち粉をたっぷり使い、麺棒で生地を厚さ3ミリ程度まで伸ばす
たたんで、包丁で細く切る
ゆで時間は10分程度

できあがりは写真のとおりです。
はじめての手打うどん

きつねうどんにしました。見た目はよくありませんが、食感も味も悪くなかったです。ただ、たたんだものを細く切ってほぐし伸ばすところがけっこう面倒でした。このあたり、コツがあるように思うので、またいろいろ試してみたいと思っています。

下の写真はおまけ:うどんと打ち粉に使った中力粉の残り100グラム強に強力粉を混ぜてピザ生地を作り、ごはんがわりに夕食に出しました。おかずは鶏肉の焼いたやつ、ゴーヤと豚肉の炒めたやつ、きゃべつとオレンジ。昼食と打ってかわって、けっこう脂っこい夕食になりました。

20140531の夕食