図書館の本を読んで。

 

『セネカ哲学全集(1)倫理論集Ⅰ』(兼利琢也、大西英文訳 岩波書店)

 

「摂理について」「賢者の恒心について」「怒りについて」「マルキアに寄せる慰めの書」「幸福な生について」「閑暇について」「心の平静について」「生の短さについて」を読む。

 

男らしい。人生の荒波にもまれていない者は悲劇である、といった感じだ。

 

快楽は悪徳で、質素に暮らすべきというが、あなたは贅沢三昧に暮らしているではないか、と言う者に反論するが、わたしは賢者ではない、しかし、賢者たらんと日々努める者であり、それこそが尊いのだ。