図書館の本を読んで。

 

『不機嫌の時代』(山崎正和著 講談社学術文庫)

 

文学・芸術というのはその時代の気分をあらわしているので、単に作家の自己表出のみではない。

 

日露戦争後に日本近代文学が本格的に出現したのだが、それには「不機嫌」が襲ってきている。

 

面白いのかなと思って読んだが面白くなかった。この種の「文芸評論」がだるい気がした。