としょかんの本をよんで。


『世界の伝記(20)シューベルト』(今日泊亜蘭著 ぎょうせい)
今日泊亜蘭をよもうと思い、この本を見つける。
フランツ少年は兄たちとカワマスを釣りに出かける。
音楽一家だったシューベルト家は、フランツに音楽を教えはじめたが
すぐさまマスターしたため、ホルツァー先生にたのんだ。
ウィーン宮廷少年合唱団の欠員が出て、フランツは応募した。
合格し、コンビクト寮学校の給費生になれた。牢獄だったが、
心の友もできた。青年期、シューベルトほどの人でも無一文状態におちいる。
メッテルニヒの治世、図書検閲官の友人の部屋にころがりこむ。
たくさんの歌曲を残し、32才で死んだ。

『世界歌曲集』(川端康成+増沢健美編 角川文庫)
シューベルトの歌曲は、「アヴェ・マリア」「あふるる涙」
「聴けひばり」「子守歌」「セレナード」
「野ばら」「ます」「菩提樹」

『まんが音楽史(3)マーラーから現代まで』(BERNARD DEYRIESほか著 音楽之友社)
絵本だが情報量が多い。
アルベール・ルセル「交響曲第3番」など。

『三毛猫ホームズの音楽ノート』(赤川次郎著 光文社文庫)
音楽好きの赤川次郎が、クラシック・コンサートを聴きにゆく。

『音楽の基礎』(芥川也寸志著 岩波新書)
旋律とは、いろいろな高さの音が連続しているものであるが、
この無味乾燥な音のかたまりに命を吹きこむのがリズムである。(p113)
ある程度は楽譜が読めないと、いかんらしい。

『バレエの魔力』(鈴木晶著 講談社現代新書)
バレエについて、まったく知識がなかったが、
あらましがわかる。

『楽器の科学』(橋本尚著 ブルーバックス)
副題「角笛からシンセサイザーまで」
オーボエ奏者はリードを、妙齢のご婦人の
尿に漬けておく。