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25日の金曜日。

ボクは、これといった感情はなかったのだが、とにかくスケジュールがオンタイムで進むように仕事をし、時間となったので、会場へと向かった。

その日に限っては、浮かれ気分とか、重い足取りとか、特に浮き沈みなく、無の境地(笑)だった。


会場が替わった。二人のコが埼玉方面らしく、横浜は帰りがタイヘンとか…。オカエリの心配をされたのはシュンなのか!?(苦笑)

南麻布のオトナのディスコと言われてる店。

ドレスコードが設定されてるので、ちょっとオメカシで。


待ち合わせより少し早めに到着したので、上のフロアのシガーバーで一杯引っ掛けようかと、店内に入ると、カウンターにシュンがいた。

―― ナニ!早いね。

「中、入った?」

―― イヤ。直接コッチにきた。

「そっか…。A子、来てる…。あのコも一緒に…」


ココにも書いたけど、「ボクとA子」「シュンとあのコ」でグループ交際をしていて、そしていつかそれぞれ相手が入れ替わってしまった。

あのコが来てる…。

その一言を聞いただけで、ボクのキモチは舞い上がったというか、ココロが、落ち着かなくなってしまった。

ボクの中では、あのコの存在は、消えるコトがなかった。

久しぶりに会ったら、ナニを話そうか、幾通りのシミュレーションを描きながら、もうアタマん中が一杯だった。


―― シュン、話したの?

「アイサツ、程度だ…。テンは…、時々A子と会ってるんだろ?」

―― ウン。

「元気そうだな、A子」

―― 元気だよ。

「ヨロシクな」

―― 自分で言えよ。

「テンには、わかんねぇかな」

―― ナニが?

「イヤ、いい…。今日は相手が違うんだからな、テン!テンション上げろよ!」


そして、ボク等は下のフロアへと降りて行った。



つづく(苦笑)シゴトが立て込んでまして…。