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「おーい、コッチこっちー!」あゆむが到着していた。

「A子ちゃんたち、来てるぞ!」とあゆむ。
「知ってる。さっき会った。あゆむ、今日は何の日かわかってんだろーな!ターゲットはナースさまだからな!余計なコトはゆーなよ!」と シュン。

そう言いながら、A子を探して、見つけて、一言二言交わすシュン。あのコはいない。

―― ナニ話したの?
「イヤ、元気そーでよかったってサ」

―― そっか。
「テン、盛り上がってきた?」

―― ん!?
「どーせ覚えてないんだろーけど、とびきりのベッピンさんだからな!覚悟しろよ」

シュンとボクの好みが重なったコトは、これまで一度もない。どちらが最初に選択しても、まず‘早い者勝ち’という感じになったことはない。

あのグループ交際を除いては…。



3対3で、パーティーは始まった。

あゆむが仕込んできたパーティーグッズとかで、取り敢えず遊んで、オンナのコたちもお酒が進んで、盛り上がってきた。



ドリンクを取りに行こうとカウンターに行くトキ、あのコと会った。
『久しぶりね。テンちゃん、かわった』
―― オトコらしくなった?

『うーん、歳相応かな。ワタシは?どう?すぐわかった?』
―― わかったよ。キレイになった。

『よく、スラスラとそーゆー台詞が出るわよね。それでタクサンのオンナノコ泣かしてるんじゃないの?』
―― んなワケない、ナイ。今は?ナニしてるの?

『ウン、ピアノをね、教えてるの。子供たちに。子供ってスゴイのよ。前向き。積極的』
―― ボクになかったことばかりだな。

『フフ、そーね』
―― 新しいカレは、いいヒトなのか?

『もちろん。いいヒトじゃなければ、一緒にいないわ。ワタシ、カレに会って、ホントの自分ってこんなんなんだって気付いたの』
―― どんななの?

『すごーく弱いの。泣けるの。嬉しいトキもちょっと辛いトキも、カレの前だと、泣けちゃうの』



「こないだ、スゴーク酔ってたヨ」 ボクの時計をモノジチにしたナースのN子。
―― かあいいコと飲むとすぐヨッパになっちゃうんだ。最初にキミに酔ってしまったから(我ながらよく言う…歯がグラグラだ 笑)

「またぁ、誰にでも言ってるんでしょ、そーゆーコト」
―― めっそーもないッ!こんな恥ずかしいコト、ホントにかあいいと思ったキミにしか言ってないヨ。

「ウッソー(笑)」
―― ホントォ(笑)(ボクは一体ナニをしているのだろ 苦笑)

「時計、返すね。あなたが次に会うまで持ってて言ったから持ってたよ」
―― え??

「スゴイ重い時計だった」
―― ボクのタイセツなトキを一緒に過ごしてきたからね~。思いがつまってる。

「フーン、なんだかワケありっぽいね」
―― ハハ、んなワケない、ナイ!

「時って不思議よね。あなたが、また新しい時を運んでくれた」
―― トキは過ぎ行くモノじゃなくて、新たにやってくるモノだからね。(ホントに新たにやってくるのだろうか)

「なんか、いい感じ」
―― 店、出ちゃおーか!

「えッ!?…ウン」


つづく(爆) 本日も大忙しなモンで…