この世に変わらぬものなどない。
すべてが変化する。
同じ状態にとどまり続けるものなどない。
万物流転。
人間だってそうだ。
この世に生を受け、オギャーと母親の
お腹から出てきてからどんどんと
変化してゆく。
毎日が同じように見えると
思っているのは自分だけで、実は
肉体も精神も刻々と変化している。
言い方をシビアにすれば
死に向かって着実に変化を続けている
と言ってもいいのかもしれない。
子どもから青年期までは成長曲線だが、
それ以降は誰もが下降曲線になる。
特に肉体はそれが顕著に表れてくる。
しかし、精神の方は寿命が尽きるまで
成長し続けることは可能かもしれない。
脳細胞自体は物理的に老化現象を受け
脳細胞もどんどんと減ってゆくことは
事実なのだろうが。
ただ、正常な脳の活動が妨げられない限り、
人間の精神は成長を続けてゆけるのでは
ないだろうか。
そうであるならば、贅沢をしない程度の
日々の生活をおくれる経済的な力が確保
できているのなら、どんどんと自分からも
動いて、更に変化してゆくべきではないか。
黙っていても、勝手に自分の肉体そのものは
否応でも変化をし続け老化してゆくものなの
だから。
そして、時間を大切にし、いろいろな
体験をして、悔いのないように
思う存分自分自身の貴重な人生を
楽しまなくてはいけないのではないか。
人生に遅すぎるなどということはない。
自分の生がある限り、どんどん新たなことに
チャレンジし、勇気を出して変化の道を選び
歩んでゆこうではないか。
いまこの瞬間から新しい人生が始まったと
思って生きてゆくのだ！
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一昨年より１年間書き綴った
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