今朝 うちの本棚 

マンガで読むっていうコレに目が留まり

 

 

息子が中学生の時に分かりやすいの選んで買ったのだ

今日はじめてゆっくり読んだ

読んで思い出したことがあり

 

 

高校時代 古文の授業は眠かった

ある日の午後の授業

ひとりひとり 机にバタッとか

片肘でゆらゆらとか

ついに私以外 全員寝てしまったことがある

 

さすがにここまで寝られちゃ先生が気の毒になり

私は必死に眠気をこらえていた

先生と私 時に微笑み合いながら続く二人の授業

 

残念ながら私の高校時代というのは

人生で一番 恋愛に興味のなかった時期で

恋する者の

さみしさややるせなさ

そんなものはわからなかった

私はずっと首を傾げていた

源氏みたいな男は大嫌いだし(笑)

 

「どうですか ことてんさん 今までのところ」

‥‥

「はい 全く共感できません」

‥‥

「ほお~」

 

先生 一瞬の後

「では次の試験に出しましょう」

 

そこで寝ていたみんながモゾモゾと動き出した

「えっ」「何?」「テストって」「どこ?」

 

 

誤解なきように

その先生とはその後も20年位年賀状を送り合う

良い関係が続いてた

 

ただ 全員寝かす授業よりも

百人一首大会でもやったら良かったのにと

今日この本を読みながら思ったりして

 

私は子どもの頃 百人一首で遊ぶ機会が一度もなかった

息子に読み札を読んだことがあった位で

 

でも 授業で習った歌だけは いくつか覚えておりました

 

恋心がわかる時期はすでに通り過ぎ

高校時代の冷めた自分に戻ったようでホッとしている

源氏がキライなのも変わらず(笑)

 

先生すみませんでした