てんてん堕天使 舞台と鬱とロドとチャリ(ぁと、婚約破棄と中絶強要、そして流産)の日々

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ロードスターという車を愛してます
Carry-me とタルタルーガという自転車を愛してます
お芝居を愛してます
鉄道模型を愛してます


そしてなによりもただ一人を愛してます
そのひとは僕の子供を流産し、逃げるように去っていきました

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いまから365日前の今・・・


オカンから電話があった

「今、オヤジが病院にいて手術になりそうだから迎えにきてほしい」とな

当然この時間はを呑んでいたのでたいしたこないと思い
タクシーでも使えと冷たく対応した・・・


のだが、なんか微妙なので◯◯運転だが病院に向う事にした・・・

ちょうど日付がかわる頃だった



おれは状況はさっぱりの上、オヤジは予備検査中であえなかった
オカンも医者もまだこの時点では安泰ムードであった

親族の連絡先がわからないとか着替えをもってこいというので、一旦実家に戻り
でなおすとさらに状況はかわっていた

手術の予備検査で、状態が悪化していたらしく、医者も手術の可否が解らないようであった

そのままではどの道、危ないので、出来る限りを尽くしてもらうようにしていたら
ちょうど、手術室に運ばれる前の麻酔が効き始めたオヤジにあうことができた

オヤジもおれを認識できて手を差し伸べてきた

おれは、「頑張るなら頑張れ!もう疲れたならもういいよ」と
普通の人が聞いたら冷たくおもわれる言葉を投げた

そして、結果としてそれが最後だった

そして手術にそなえまた、実家に一旦帰り、
お腹におれの子を宿した元マイミクとともに、病院に戻ると
手術開始に至る前にさらに悪化し、人工心肺で生かされている状態と
説明をうけた
事実上の死が訪れた・・・
この状態で半日はもたないと・・・

我々は、せめて連絡が付く親族に冷たい状態でオヤジにあわせたくないと皆
おもったので、しばらくこの状態で身体を維持していただく事にした

明け方になり親族もかけつけ、その間われわれは、献体にするかどうかの説明を受ける

結果として、医療の上でごく一般的な症例であり、オヤジは一度心臓の手術をしているので献体は断り、皆の前で、人工心肺が止められた


朝日が輝き始めた頃だった・・・





あっという間の出来事・・・
医師すら最初は死にいたるとは思っていなかった

きっとオヤジが迷惑かけまいと思って、自ら川を渡っていったんだと感じる


この日の日中、おれはオヤジと喧嘩していた
・・・といってもいつものこと

そのくらいがちょうどいい家族なんだよ











それから一年の間、本当に辛い事ばかりだった・・・
借金・・・
震災・・・
引越・・・
そしてアレ・・・

オレが健康であるという事以外、何一ついいことはなかったろう


あと少しだけ借金もあるが、メドもたった
実家もなくなり、オカンも同居となったが
ぶっちゃけ微妙にお金残った
まあ、出産&育児費用が必要なくなってしまったこともあるし・・・


人生の最大のピンチはもうおわった

これからは上にあがってゆくだけだ
その体力もないくらいだったけど、みんなのおかげで
すこしだけ上をみることができるようになった





あえて触れない話題に少しだけ触れるとすれば・・・


先日、白昼夢で娘に初めて出逢えた

子供でもない大人でもない少女は
母親そっくりの目と鼻で、同時に俺の特徴もちゃんともっていた
とても目が大きく奇麗な少女は・・・

綾波レイのように眼帯姿であったが、右目が失明しているのが
父であるオレにはわかった

お腹から掻き出されるときに傷つけられたのだろう


オカンは、今も尚、お供えと花を欠かさずに、オヤジとオレの娘の霊前に捧げてる
コレだけは、残されたオカンに感謝している


まだまだ、落ち着いたなんていえない
でも、ほんとうにちょっとだけ、「ほっ」と振り返れる時間がもてるようになった
ほんとうにちょっとだけ、笑えるようになった
演技ぢゃなくてね


生かされてんです
愛情ある毒を吐き続け、周りに感謝して生きてゆけたら素晴らしい
本日、例の元婚約者(白黒とかいうHN)との二回目の調停がおこなわれた

うすうす感じていたが、案の定・・・

裁判所に一切の連絡のなしに、彼女は出廷してこなかった


本調停は裁判所により不成立となることとなった
最後に、調停委員と裁判官との話し合いで、調停をどう締めるか問われた

調停の申し立てを取り下げるのか?
あるいは、不成立と裁判所が認定するのか?

私と弁護士は、短い協議のうえ、上記の判断にした


というより、裁判官がへらへら笑顔で、事務的に話すので、非常にムカついた

こちらは人生預けているのに、ナニ様なんでしょうか?




という訳で、調停という行事は終わった。

今後は、慰謝料&損害賠償請求という裁判に以降してゆく




通常の概念なら、裁判所から出廷の通達がくれば、本当にビビるか、
しかるべき代理人をたててくるのが人の道とおもうのだが・・・

ほんとうに、どういうつもりでバックレルんだろう・・・

故意に中絶手術をおこなったとしか思えない
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11月4日

菜摘ひかるさんの命日です

いわゆる風俗嬢です


とかくいろいろいわれますがとても立派な生き方をなさった女性です

決して風俗は胸を張れる仕事ではないです
でも、風俗で働いてない女性が清く正しいですか?

もっと汚い人はたくさんいます


いかにいきるか・・・


人の価値はそれだと学びました
全てをありのままに受け入れる・・・
いやなことでも・・・
物質的、精神的に自分に都合がいい生き方をするのは構わない

ただそういう人はそれだけの世界しかもてない

人の為に尽くす・・・
生かされている事に感謝する・・・

ただそれだけのことがみんなできないんだ

もちろん私も・・・
しにたいしにたいしにたい
髑髏城がおわって次の日・・・

例の元マイミクとの初めての調停であった

調停なので裁判とは違い、敵意むき出しという訳ではないのだが
一体、裁判所から呼び出しを受ける者の気持ちというのはどんなものだろうか・・・


私は前妻と別居する際に、家庭裁判所に調停を申し出た過去がある
これが人生はじめての裁判所との関わりだった
主に、財産分与について公平に話し合うという趣旨である

調停はお互いが同席することは基本的になく、それぞれのいい分を主張しあい
伝え合い、法の強制もなくお互いに納得できればそれで終わりだ
双方の言い分には守秘義務が伴い、お互いのプライバシーは守られる

もし、話し合いが決裂の場合は裁判に持ち込むこともできる。


私は経験者だからコレに関して動揺はない
ただ、一方的に関係を絶ち、会話不能となった元マイミクと
対話を続けていくにはコレ以外手段はなかった

調停を興した人が相手の地域の裁判所に出向く事となる
普通であれば、弁護士はつけることは無く、当人同士のみの調停になる

私は、亡き父の借金の事もあり、私を良く知る弁護士に依頼した
だが、打ち合わせはほとんど出来ずにいた
その事務所の若い女性の新米弁護士を連れ、裁判所に向った

電話では話し合う仲であったが、はじめて目にするその新米弁護士は
どこにでもいそうな、女性であった
ただ、その胸にしっかりと弁護士バッチをつけて私をまっていた

私はどのような気持ちで元マイミクが現れるのだろうか・・・
そればかりが私を支配していた
そして、その私自身、自分がどうしたいかまったく解らない事を
冷静に感じていた

調停の名目は「婚約破棄に伴う賠償金の請求」である

私のなかにあるものは、そんなものではないのだ・・・

熟年の男女の裁判官二人が我々を迎える
事実関係の確認から始まる
いつ交際して、いつ婚約にいたったか等・・・
温度は違うが、警察の取り調べと内容は同じ

一通りいきさつを延べるうちに、巧みに事の詳細を聞き出そうとする
その度に、苦しみと哀しみの感情が私の中にこみあげてくる

決して演技ではない
私の魂の叫びが、文脈をもたない言葉になって点々とほとばしる

すると男性の裁判官の事実のみを聞こうとするその態度が
いつしか一人の人間の話を聞く男になっていた

そして私に相手方が出廷してきていない事を告げた

つまりバッくれた ということ

呼び出しの事実は既知である
そして、準備書面として先般に私の元へ届いた一方的解釈の司法書士による内容証明があることが判明した
さらに、この日直前まで、行くか行かないか判断つかないと、裁判所とやりとりがあったことを告げられた

そして改めて控え室に呼び出しにいったが、元マイミクは姿を現さず
私の目の前で、裁判官が彼女に電話をする

電源を切られてると告げられた


まだ、同じ事をくりかえす彼女
あの日、あの時も、連絡を絶ち、家を空け、我々から逃げた・・・
過日、高校生活から逃げたした時も、同じような風景だったのだろう
彼女には・・・
一度目の中絶のときも・・・

改めて、男性の裁判官が私に問うように、確認を促す
「慰謝料を請求したいというのではなく、
彼女と元のように戻りたいという事でいいのですか?」

わたしはいった
「元のようにとはどういう事ですか?」
「元にはもどらない、子供は還らない、許す許さないそういう問題ではない」
「お互い、欠点はそんな簡単に治るものぢゃない
 伴に、喜びだけを分かち合うのでなく
 伴に、傷ついたら補い合い、
 辛かったら助け合うものじゃないんですか?」
「魂を磨き合うのが、人の生きる道なのでは?」

もどってナニになる
事実は消えない
記憶も消えない

でも、まだ感じた事のない気持ちを手にするには・・・
考えているだけじゃ・・・
逃げているだけじゃ・・・
モノや金でそれが得られるのか・・・


私の弁護士が、元マイミクの例の手紙を差し出した

たった4行の短い手紙を・・・


守秘義務の薄い幕が、少しだけ私の涙で濡れて、私の向こう側の世界を滲んで見せてくれた
それとも、彼女の涙なのだろうか・・・




ちっこい弁護士は、裁判所から離れても
会話も途切れずづっと私の横にいる

外の秋風を浴びると、こんなアラツー?の弁護士に一体ナニが出来るのだろうと
41歳バツイチ、子供は天使のおじさんはふと思う・・・

でもその思いは、不安ではなく期待である
少なくとも、私の中では・・・




遡り、敬老の日・・・

私の母に元マイミクからお祝いの菓子折りが届けられた・・・
それとは別便で梨が、同じく母に届いた

菓子折りには手紙が付いていた
梨の方にはナシ・・・

元マイミクがマイミクであったころ
この時期は夕飯のかわりといってもいいくらい梨を食べていた。

今年、いやおそらく人生で一番・・・

うまくかんじた・・・

$てんてん堕天使 舞台と鬱とロドとチャリ(ぁと、婚約破棄と中絶強要、そして流産)の日々-梨