人生2度目のディスパワンマン。「D'espairsRay TOUR 2006『LIQUIDIZE』-融合スル体温-」ですよ。

ディスパについて細かいことはオフィ前回のレポ でどうぞ。



結膜炎 が治っているはずなので診察してもらうが、完治はしていなかったらしい。

でも一応つけてもいいことになったので一安心。


そんなことをしていたり、MDを修理に出した後にBIG CATに向かうと案の定自分の整理番号はすでに呼び出されているっていうか、客入り終わってる。


開演したらどうせカオスだろうと思って適当な場所に陣取る。

5分か10分くらい押して開演。



会場は予想通りカオスと化した。



さらにそのカオスな状況は1曲目に『ファシズム』が来たことで更なるカオスを生む。

この曲は途中で観客をその場に座らせるという流れがあるため、みんな徐々にではあるがゆっくりとしゃがみだす。

やってみればわかるのだが、立っているのとしゃがんでいるのでは1人辺りが占拠しているスペースが違うので

再び立ち上がるタイミングで観客と観客の間にスペースが出来る。

再び場所取りに必死。


気がつくと後ろにはやたらと歌う男2人組。

素人の歌を聴きに来たわけではない、うざい。

そして目の前にはぽっかりと空いたスペースとそこで踊り狂う数人の女の子。

この女の子たちが、ヘッドバンキング(頭を振る)タイミングではそれぞれ手を繋いで円陣を組んでヘッドバンキング。

それも円陣を組んでいるわけだから普通は自分の右手は隣の人の左手と繋ぐわけだが、力が入りやすいのか手をクロスさせて右手は隣の人の右手と繋いで円陣を形成していた。

想像してみてください、なかなかカオスです。



そんな状況に圧倒され、なおかつ大声で歌われているためいまいちテンションが上がりきらない。

そこで適当なタイミングで前で固まっている最盛り上がり地帯に行く。

押されまくり。これだ!って感じでようやくテンションが上がっていく。



で。

逆ダイって行為があるんですよ。

これは曲のタイミングに合わせて一斉に前にダイブするって言えばいいんだろうか。

当然密集地帯で前にダイブなんて出来ないから実際には一斉に前に重心をかける感じになります。


その逆ダイ時に私の後ろを「ぽん」と押す感覚が。

そして次の刹那




「げしっ」




少し後ろのスペースで踊り狂っていた人が加速をつけて当たってくる。


郷に入れば郷に従え。

これもライブかなと思って受け入れます。相手は女の子だしそこまで痛くも無い。

でもこっちがジャンプしているときは無理、踏ん張れないから。


そして逆ダイにも慣れつつ終盤のとある曲。

ふと後ろを見ると

明らかに自分よりウェートがありそうな女の子が、何故か後ろを向きながら(ステージに背中を向けている)ぴょんぴょんはねてこっち(ステージ側)に近づいてくる。

あまりのシュールさに目が点になる自分。

「見なかったことにしよう」とステージに集中。


……背中を「ぽん」と押される感覚。

ああ、逆ダイだから間をつめろと。



「げしっっっっ!!!」




痛い!!!


見ると自分よりウェートのありそうな女の子が後ろに。

あかん、これはあかん。

カウンターでエルボー入れるかとか一瞬考えるがマナー違反もいいところなんで耐える。


だが終盤で4・5回連続でダイブされたときには本気で身の危険を感じて軽くかわしてみたりした。

結局当たったがダメージは減った。





いろいろあったけど、ライブは楽しかった。

先週のライブ が「幸せなライブ」だとしたら今日のライブは「出し切ったライブ」

決して幸せな感覚はない(笑)でも暴れつくした。




余談。

ディスパは海外ライブもしてて、今日のBIG CATにもちょこちょこ異国の人がいた。

アメリカ映画に出てくるような母親ってよりmamaって感じのパワフルなおばさんがいたり

キレイ目な白人女性がちょっとひらひらっぽいパンクなファッションをして前のほうにいた。

ぶっちゃけ自分の近くにいた。

特別ゴッシクな服装とかが好きってわけでもないんだけど、こういう本場の人(?)がそういう格好したらドキドキするくらい似合うんだろうなとか考えていたライブ中に。