Skype講座、自由の哲学 | ヴァイオリンへの身体作り

Skype講座、自由の哲学

お部屋を綺麗にしてSkype講座に参加したら、受講生は「音声のみ参加」の会でした。www

シュタイナーの「自由の哲学」の講座です。
講師は竹下哲生氏。
竹下さんはシュタイナーの書籍は全て読み込み、ドイツ語も堪能。著書、翻訳本多数。
驚異的です。何を訊いても手を変え品を変え、譬え話を用いて教えてくれる。
よく物事をご存知なのに、無知な者に対する嫌味のようなものは、一切感じたことがない。

一度、竹下さんの講座に出ると受講生は惹きつけられてしまい、その後のリピーター率高し。
私も、そのひとりです。


さて近年私は〝作曲家を突き詰めていくと結局、その時代の哲学を知らなくてはダメなんだ。〟ということに気づき、途方に暮れてしまっていました。


Skype【自由の哲学】講座、4章です。
イギリスの哲学者の話が出てきました。
「これが島国と言われちゃう思考」と竹下先生の解説が、私にはツボ。
それ、、、、日本ですわ。

少し解説します。
「長年の経験と実績には自信があります」
「研究を重ねてついに、発見しました」
と言われるのと、
「ずーっと思考に思考を重ねていて、ついに到達しました」

と言われるのでは、どちらを信用しちゃいますか?
前者、ですよね。
これが島国的、なんだそうですw

あまりバラすと勿体ないので答え合わせは書籍を読んでいただくとして。

私は、「日本人のメンタル」「大陸を知らない演奏」と酷評されてしまう理由が、根本的にわかった気がしました。
哲学って、なかなかわかんないんだけど、わかると「ピコーン」って電気付く感じ。漫画みたいだけど、ほんとにそうですね。
そこから思考回路が根こそぎ更新されます。

ものの見方や思考の傾向を、タイプに分けたり心理学で説明する人をよく見かけますが
私は「哲学」の力を借りて人のことを見れたら、さぞ楽しいだろうなぁと思いました。

そして最後には、今は亡き作曲家のことを考えるために。