ステーキ宮 | 嫁には内緒のブログ

嫁には内緒のブログ

山のこととか、いろいろ。

近所のセルフうどん店が閉店し、ステーキ宮に鞍替えした。連日駐車場は満杯、繁盛している。
で、入ってみた。
ステーキ1380円。安い。繁盛するのがわかる。
早速注文。出てきた肉は分厚く美味そうに見える。
同時に石炭のようなものが出てきて、肉が焼けてなかったらこれで焼きなおして食えという。不安がよぎる。

肉にナイフを入れると、感触がなんかへん。うまく切れない。切り口はえのき茸の芯のよう。不気味な肉汁が吹き出る。食べると、食感に違和感。ふぎゃふぎゃなんだけど、かみ切れない。かなり気持ち悪い。

googleで「ステーキ宮 気持ち悪い」と検索すると、大量にヒットする。同様の感想を持つ方が多いのだろう。
気持ち悪い肉の正体は加工肉というものらしい。まぁ、1380円で分厚いステーキを提供するのだから、これが企業努力のたまものということなのだとう。
アベノミクスによる円安で外食産業はコストアップに苦しんでいる。そりゃ民主党政権時代の1ドル80円から1.5倍のドル高になったのだから、ほぼ100%輸入食材に依存している外食チェーンでは、何もしなくても原材料費が1.5倍になったのだ。ガストなんかはワンコインで食えたのが今や客単価1000円になってしまった。そんな中での1380円ステーキは画期的なのだ。それは理解できるが、いくらなんでもあの肉は。。。

外食チェーンで食べると、何を食べているのかわからない感が常につきまとう。今、口に運んでいる料理は、どこの国のどういう工場でどういう人達によって加工されたものなのか。想像はしたくない。。。

ステーキ宮の食事は、未来の食生活を暗示している。
20XX年。地球の人口は100億を超え、気候変動により農業も漁業も壊滅状態。食糧不足は甚だしく、食料は政府による配給制になっている。肉や野菜を使った食事は、富裕層しか口にすることができない。一般人は、政府から配給されたチューブに入ったペースト状の「何か」を毎日食っている。このペーストには1日に必要な栄養素はすべて含まれており、これだけ食っていれば健康を維持できる。
この時代、激しい地球温暖化のため、CO2排出は厳しく制限されている。人が死んでもCO2を排出する火葬は厳禁で、死体は政府に回収される。どこに持っていくのかは誰もわからない。不思議に思った少年はある日、祖父の死体を乗せた霊柩車の後を追った。霊柩車の行き着いた先は、例のペースト工場だった。。。