聖務日課聖歌集零葉の模写を始めました。
中世ヨーロッパの、
周りに装飾がある楽譜なのですが、
楽譜部分はネウマ譜という
5線譜になる前の4線譜、昔の形態です。
ネウマ譜はいままで気になっていたのですが、
調べたことがありませんでした。
何も知らずに模写するわけにはいきません。
これをきっかけに
ネウマ譜について
ネットであれこれ検索し、調べてみました。
なかなか面白いです。
ネウマと言うのはギリシア語で音のアクセントを示すための
「記号」「合図」という意味で
初めは詞に符号が付けられたものでした。
画像はネットからお借りしました。
11世紀ごろから4線の譜が用いられるようになったようです。
歌うための楽譜なので、4線、1オクターブで足りたらしい。
ネウマ譜の音部記号は
左端にあるのはハ音記号(C音記号)
ほかに へ音記号(F音記号)もあるらしい。
F音記号 |
これは 今使われているへ音記号の元の形なんでしょうね。
音符は四角 これは音の高さだけで、長さを示しているわけではないとか。
2音続きの音符の左に棒があると高い音から低い音へ下降する
2つの音が上下に並んでいて右側に棒があると下の音から高い音へ歌う。
小さい四角(ひし形)は音価が低い
・・・よくわかりませんが、軽く歌うのか短く歌うのでしょう、。
右端の幅狭く書かれた音符は、次の行の始まりの音を示す。
記号は調べても分からないものがまだいくつかありますが、
自分が歌うのではないので、
よいとしましょうか・・・。