バングラデシュ産のコーヒー豆をいただきました。

一時帰国中のYさんから送られてきたのです。

 

かつて日本で理学療法士の教育をしていたYさんは 

バングラデシュで理学療法士の指導と患者さんの訓練を行っています。

 

バングラデシュではまだ理学療法の制度が整っていず、

数少ない理学療法士も十分教育を受けていないため、

患者さんに適切な訓練ができないそうです。

 

以前彼女はJOCS( 日本キリスト教海外医療協力会)から派遣されていましたが、

今は自腹で活動(奉仕)を行っているという、素晴らしい方です。

 

 

コロナかも、と体調が悪かった私は

結構しんどい日が6日間も続き、

今日ようやく、ほぼ回復しました。

 

 

お豆が届いたので、

久しぶりにコーヒーミルを出してきて

カリカリと挽き、ドリップで淹れました。

最近は簡単に「カプセル入りコーヒー豆の粉を機械で抽出」で済ましていました。

でも、やはり豆を挽くところからするのは

楽しいし、香りをもっと楽しめます。

 

初めて飲むバングラデシュのコーヒーは

香りは高く、味はあっさり系(ローストも深くないマイルド)で飲みやすかったです。

ちょっと癒しのひと時でした。

 

カップはロイヤルクラウンダービー社 イマリ 本金彩 1910年製 

 

 

バングラデシュはインドと同じ、紅茶の産地です。

以前は現地の病院に行っても紅茶しか出て来ませんでした。

 

数年まえからは「tea? coffee?」と聞かれるようになり、、

インスタントのコーヒーも出てくるようになりました。

インスタントコーヒーを飲むとなぜか頭痛がする私はもっぱら紅茶でしたが。

 

バングラデシュでコーヒーを栽培しているというのは

今回初めて知って軽く驚きました。

頂いたコーヒー豆は丘陵地帯(hill tract)で作られているらしいのですが、

かなり珍しく、まだ生産量も少ないと思われます。

 

 

この珈琲豆は、随分しっかりしたりっぱな袋に入っていたので、

とてもバングラデシュ製とは思えません。

ネットでチェックすると、日本の企業が関係しているようです。

やっぱりね。