千字文大会に向けて、

智栄の草書千字文を臨書し続けています。

千字文の前3分の1の部分です。

 

半切4枚書いて、2枚間違いのないものができました。

なんとか間違わず書けた2枚。

 

 

先生に見ていただこうと持参したものを広げたら、

失敗した2枚でした・・・。あらら~

 

 

先生が作品のために

落款のお手本を書いてくださいました。

落款とは、

書画の完成を意味する「落成」と署名捺印を意味する「款識(かんし)」から成る、

「落成款識(らくせいかんし)」の略語だそうです。

 

落款には正式な書式がありませんが、

完全な形は英語で言うところの5W(いつ、どこで、誰が、なにを、なぜ)を満たし捺印したもの、とされています。

つまり、落款は署名だけでなく、作品を書いた年月日や書いた場所、目的や内容、当時の心境や季節などを入れる場合もあるそうです。

 

私のために用意してくださった落款は

甲辰(きのえたつ 今年の干支)夏日 智栄真草千字文 草書  ○○臨

でした。

 なかなかうまく書けません。

これからきれいな落款が書けるように練習あるのみ。

 

 

 

 

着物 黒地の絽 芝草模様

    一旦黒地の塩沢紬単衣を着てみましたが、

    暑いので。まだ早いけど絽にしました。涼しい。

名古屋帯  濃いお納戸色に光悦垣と白鷺 

      前の光悦垣は右に寄り過ぎましたが鷺はいません。

帯揚 淡い鶯色

帯締め 片一方は白、もう片方は黄土、柿朱、青

 

 

帯のお太鼓部分(えり善で見つけて飛び付いたものです) 

 

 

購入した後で、元絵が神坂雪佳の「白鷺」とわかりました。

 

 

 

神坂 雪佳 (1866~1942) 京都に生まれ、本名は吉隆。

光悦光琳派の画家であり、
工芸美術の作家としても世界的に著名。
欧州を歴訪してアールヌーヴォーの形式を取り入れるなどした作風は
独自の境地を拓く者として、欧米で熱い賛美を浴びる。

また、わが国の近代工芸に曙光を与え、その後の発展に大きく貢献。

その作品は今日もなを、とりわけ欧米で高く評価され、

「ル・モンド・エルメス」38号の表紙と巻頭12ページを飾った。