5月15日は長野からの友人をご案内して

葵祭見物に行きました。

 

下賀茂神社で見たかったのですが、

観覧席は売り切れていたので

今年も御所に行きました。

 

京都御所にも観覧席がありますが、

私たちは出発前で

平安装束の人たちが整列しているところへ行きました。

行列は511人、馬36頭、牛4頭、 牛車2基の長い列です。

 

整列しているあたりの観客は、

行列に参加する人のお知り合いも多いらしく、

出発間際にちょっと写真を撮ってもらったり、

手を上げて挨拶を交わしたりと、

なかなか和やかです。

 

とってもニコニコしていた赤い束帯で騎馬の人。

男性は全員、頭に葵の枝を飾っています。

 

 

近衛使代(勅使)の馬は特別な冠(?)をかぶせてある

 

10時30分、時間通り行列が動き始めました。

 

昨年はいなかったのか、見そこなったのかタイガースのような装束の人

 

 

牛はとても大きくて怖いくらいです。

 

本列は男性ばかりですが、

その後につづく斎王代列になると

一気に華やかになります。

女性は胸に葵の枝を飾っています。

 

輿にのった斎王代

今年は曇で、暑くなくてよかったのですが、

写真はあまりきれいにとれませんでした。

 

 

 

騎女(むなのりおんな) 斎王付きの巫女

 

 

童女(わらわめ)。  

衵(あこめ)姿の、まだ幼さの残る少女たちです。

行列は8kmも歩くので、頑張ってねと思わず声を掛けたくなります。


 

 

 

采女(うねめ) 頭の飾りは斎王代に似ています。

 

 

花で飾られた牛車

 

 

葵祭の行列を見たあと、

御所の近くのとらや茶寮でお饅頭とお薄でゆっくりし、

一旦友人と別れました。

 

彼女は街をぶらぶら、

私は茶道のお稽古です。

今年初めての風炉のお稽古は薄茶平点前でした。

 

夜は祇園で待ち合わせし、

一緒に豪華な食事をしました。

 

 

着物  絽ちりめんの小紋 藍地に浅葱色の模様

帯   紗のような八寸名古屋帯

帯揚  ごく薄い緑

帯締め ごく薄いピンクと緑の片替わり

 

帯のお太鼓部分