雨だったので濡れても縮まない大島紬の単衣で

書道のお稽古に行きました。

 

まず先生から

「ちょっと残念なお知らせです。」

 

何かと思ったら千字文大会に提出するつもりで

全紙という大きな紙に千字文の全臨(全部書く)を

始めていたのですが、

紙が規定外だそうです。

全紙の半分の大きさの半切にしないといけないのです。

 

半切(350×1360mm)に千字書こうとすると

とても小さい字で書かないといけません。

これはちょっと大変ですし、

おまけに字が小さすぎて見栄えがしない。

 

蘭亭序用に茶罫線 (10×35升)が引かれた半切の紙が、

ネットで売られていたことを思い出しました。

これなら少し字が大きくなり

千字文は全部書かずに3分の1ほどになります。

1枚だけ出しても良いし、

3分の1づつ書いて3枚一組にするのもよいかもしれません。

早速紙を購入、ネットでクリックしました。

 

罫線入画仙紙蘭亭序用半切1袋:1色×20枚入漢字用にじみ少なめ品番:PK11【加工内容】茶罫線10×35升

図は紙をたたんだ状態です。

 

紙代は送料込みで20枚4180円。

先生が紙代かかるわね、と心配してくださいますが、

1枚200円です。

1枚350字を書くのに私は丸1日かかるので

200円でずいぶん楽しめます。

 

それに私は途中間違っても、

だめだ~とクシャッと丸めたりせず、

いつも練習のため、最後まで書き通します。

 

 

 

着物   藍染大島紬の単衣

帯    オフホワイトの塩瀬地に手描きで都忘れ(たぶん)

帯揚  薄い鶸茶

帯締め 紫と青丹色

帯のお太鼓部分

よく見ると、花は都忘れですが、葉の形が違う・・・

野菊だったのか? 野菊は秋に咲きます。

ま、季節的に「都忘れ」にしておきましょう。