持参したのは千字文全臨5回目書いたものと

6回目書きかけ、

そして源氏物語すずむしの段を半切に書いたもの。

我ながら頑張っているなと感心。

 

5回目は墨量が多すぎると指摘がありました。

それに実は3か所も書き間違いがあります。

同じような字が続くと書いたつもりになって

うっかり1つ飛ばして次の字を書いてしまうことがままあるのです。

字の大きさ、形もよく書けるように練習しながら、

でも、とりあえず間違わない、を目指します。

 

 

6回目は書きかけ、まだ書き間違いはありません。

気を付けて書き進めましょう。

 

全紙という紙(69.5×136cm)に書いているので、

一緒にお稽古している人たちの中で一番大きな紙に書いています。

そして字数も多いので、

書いていったものを広げると

周りから毎回 おぉ、という小さいため息が漏れるのが嬉しいです。

みなさん字がお上手なので

字では対抗できない私は

紙の大きさと字数で勝負(笑)

 

 

源氏物語絵巻の詞書、鈴虫の段は、

2枚書いて持っていきました。

1枚目の方が良いと言われました。

線がのびのびとしていると。

 

 

実は2枚目は間違って紙の裏に書いてしまいました。

書いている雁皮紙は表面がつるつるしていて、

筆が滑らかに動くので

細かいかな文字が書き易いです。

 

この紙の裏は手触りでは何となく違うだけで、

そんなにザラザラしていません。

でも書いている途中、

微妙に筆が引っかかり、少しかすれるので、

紙の裏に書いていることに気付きました。

でもせっかくなので最後まで書きました。

 

この2枚目は字の懐が狭いと指摘されました。

ちゃんと字に現れるようです。

紙、大事ですね。

 

 

着物  厚くない縮緬地に行儀模様の小紋

袋帯  黒地に織で藤の花

帯揚  藤色

帯締  藤の葉の色から取った明るい緑

 

藤の花が長大なため、

藤棚の葉のところをお太鼓に出そうとすると

胴の部分からすぐ近くて毎回苦労します。

これは付け帯にした方が良いのかもしれません。

 

 

お稽古の最後にお茶をいただきます。

それまでも暑いな、と思っていたのですが、

熱いお茶をいただいたら、もっと暑くなって

鼻血が出てきました。

鼻血を出す様って、色気がありませんね。

次回からは単衣を着ようと思いました。