3月のワイン教室のテーマは

ドイツの赤ワイン、ピノノワールでした。

 

北から順に

アール、ナーエ、ファルツ、バーデンの

ピノノワール(シュペートブルグンダー)を

飲み比べました。

アールは赤ワインの最北の産地です。

 

 

ドイツのピノノワールは色がかなり明るいというか、

きれいなルビー色です。

香高く、お味はそれぞれに美味しかったです。

 

先生によると、

ブルゴーニュのワインの値段がとても高くなっている今、

ドイツワインがお勧めだそうです。

 

 

ドイツはかなり緯度が高いのですが、

ライン川などの反射、斜面を利用した葡萄畑などで、良質なワインができます。

ライン川下りをしたとき、

葡萄畑があまりな急斜面にあり、

うっかり足を滑らしたらライン川まで真っ逆さまだわ、

と思ったことでした。

こういうところでのブドウ栽培はさぞ、大変でしょう。

 

ラインガウのアスマンハウゼンに宿泊した時は9月の終わりだったので、

葡萄畑に行って、熟れている黒葡萄(ピノノワール)を、

1粒つまんで味見したことなど楽しい思い出です。

ホテルでは朝食に赤のスパークリングワイン(この地方の特産)があったので、

思わず毎朝飲んで、

お昼ぐらいまで気持ちよく、そしてだるかったです。

 

 

 

さて、このブログを書くためにドイツのブドウ産地の緯度を調べたら、

ちょっと面白い地図を見つけました。

日本とヨーロッパやアフリカの緯度比較です。

 

日本はずいぶん緯度が低いのですね。

なんとなく大阪とローマが同じくらいと思っていましたが、

この地図によると、ローマは函館ぐらいです。

ドイツは北海道よりずっと北にあります。