最後の1枚の羊皮紙に描いているテンペラ画。

昨年12月から始め、時間があれば描いています。

羊皮紙に描くのも4枚目となれば、

かなり慣れてきました。

 

金箔を貼って、磨いたあと刻印をしてみました。

刻印は金の表面に凸凹で模様を作る方法です。

 

板に石膏を塗った上に金箔を貼った時は、

金箔部分に刻印をします。

 

羊皮紙ではあまり刻印をしないかもしれませんが、

試しに天使の後光や羽根に貼った金箔に刻印をしてみました。

やはりくっきりきれいにはできませんが、

なんとなくできました。

平坦な表面より、凹凸があるほうが

金はきれいに輝きます。

 

羽根は上から赤く塗りました。

 

これはフラアンジェリコの奏楽の天使をアレンジして描いています。

トランペット部分は少し盛り上げました。

 

これから御顔や手を描いていきます。

天使の服は、最後に金箔で模様を付けるので

とても華やかになるでしょう。

 

まだまだ先は長いのですが、

楽しみながら描いています。