ありったけ、めでたい柄のものを集めて

好更棚でお点前し、

夫に薄茶を差し上げました。

 

難波津に  咲くやこの花  冬ごもり  今は春べと  咲くやこの花

 

王仁が大鷦鷯尊(後の仁徳天皇)に

梅も咲いたので、もう即位してはいかが、と促したという和歌で、

この時代の花は梅の花のこと。

百人一首の競技の前に詠まれる歌です。

 

鏡餅に伊勢海老の香合

 

鳳凰蒔絵の吹雪の薄器

 

松喰鶴の茶碗

 

やっぱり花びら餅 (とらや) 写真撮り忘れ、画像はホームページより

 

随分前、茶道のお稽古に2,3年行っていたけど

全く忘れている夫に、

今年は私と一緒に京都までお稽古行きませんかと誘うと

ちょっと乗り気です。

コロナ、うまく収まってくれるといいんですけど。

 

 

お正月恒例の、光琳かるたで百人一首もしました。

 

 

なぜか成績は、50対50の同点でした。

私は仮名書道をお稽古していて光琳かるたの字も

かなり読めるようになっているのに、

同点とは悔しいです・・・

 

取り札は散らしておきます。

反対向きの字でも読まねばなりませんので、お手付きしやすいです。

 

この光琳かるた、復刻版とはいえ、

本当にこれで遊んでいる人は少ないと思います。

しずかに扱っているけれど、札の角の金箔が少しすり減ってきましたね~(笑)。

 

光孝天皇

 君がため 春の野に出て若菜摘む わが衣手に 雪はふりつつ

 (きみ可為春の野耳出天わ可な川む 我ころも手耳ゆき盤ふり徒ゝ)

 

右側に置いた読み札は左から右に書かれ、

取り札は普通に右から左へ書かれています。