テンペラ画の集まりがありました。

今日は4人だけでした。

3人は羊皮紙に模写しています。

1人は額縁を作成中。石膏でレリーフを作っていました。

 

 

私は「羊皮紙に模写する」、の3枚目。

「ベリー公のいとも豪華なる時祷書」の4月です。

4月は婚約のシーンが描かれています。

これは14~16世紀にランブール兄弟によって描かれた、

一番有名な時祷書です。
 

かなり描き進んできました。

さすが、ランブール兄弟。

絵の描き方がとても細かく行き届いています。

すばらしい技術です。

 

模写するといろいろなことが分かります。

実はあまり細かいので、拡大して模写しています。

 

 

書道でも、まず上手な書をお手本にして、

真似して書いて憶えていきます。

絵も同じですね。

 

羊皮紙に描くのも3枚目になると、

かなり慣れてきたので、

4枚目はそろそろ創作をしたいと考えています。

 

右側はお手本にしているカラーコピーです。

使っている青色絵具は、もちろんラピスラズリから作ったウルトラマリンです。

 

時祷書(じどうしょ)

中世装飾写本で、内容は一般に祈祷文や詩編に挿絵を付け、カトリックのキリスト教徒として定時の礼拝、祈祷の手引きとなる、裕福な家庭で使う祈りの書。

通常はラテン語で書かれていたが、一部もしくは全体がヨーロッパの日常語で書かれている例もある。

数百点の時祷書が今日まで残っており、世界中の図書館や個人のコレクションの中に散在している。

 

 

 

沖縄の友人からマンゴーが届きました。

マンゴー大好き!