芦屋・滴翠美術館の名品― 茶道資料館
茶道資料館は裏千家の美術館で主に裏千家所蔵のいろいろな物がテーマを決めて展示されます。思えば昔は決して一般人の者は目にすることが出来なかった逸品を入場料700円を払えば見せていただけるのですからありがたいことですね。現在開催されているのはいつもとちょっと趣向が違って「芦屋・滴翠てきすい美術館の名品―山口吉郎兵衛きちろべえコレクション」お茶の先生から「芦屋まで行かないで拝見できる滴翆のコレクションです。細長い茶入れがとてもよかったです」と勧められました。説明文は以下の通りです。兵庫県芦屋市にある滴翠美術館は、大阪財界で活躍した山口吉郎兵衛が収集した美術コレクション約2,500点を収蔵、公開している美術館です。本展覧会は、コレクションのうち、約70点の名品を京都の地にて紹介する初めての展覧会です。京焼をはじめ、関西の希少な茶陶、天正カルタなどの珍しいカルタ類など、滴翠美術館ならではの魅力溢れる作品をご紹介いたします。重要文化財 扇面鳥兜螺鈿蒔絵料紙箱 伝本阿弥光悦作 褐釉長茶入 銘 しらね 「仁清」在印倒れにくいように下の方を重く作っているそうですがこんな細長い茶入れでのお点前はうっかり手に当たって倒しそうでこわいです。色絵百人一首文向付 尾形乾山作こういうはの「乾山写し」として今も作られているようでお料理屋さんで出てきますね。うんすんかるた確かにうんすんかるたのコレクションは珍しくて良かったです。欲しい。裏千家ですから呈茶がありますが時間が決まっています。次は11時半と言われました。拝観の途中にふと時計を見ると11時半です。(私の腹時計はいつも正確です)急いで呈茶室(立礼席)に行きました。お庭側は全面ガラスの窓で冬でも緑がきれいです。お客はほかに2人でした。お抹茶をいただいて最後に背筋を伸ばしてすっと啜り上げながらあ、やばい、指輪をしたままです、しかも両手に!指輪はお茶碗など傷つける可能性があるので外す決まりです。何のためにお稽古しているのかと嘆かわしいひと時でした。ま、普段お稽古に行くときは着物ですからピアス、ネックレス、指輪、時計付けているものはみんな外して着替えます。はずし忘れることはありません。洋服で出かける時は完全装備ですからお茶をいただく時は気を付けないといけないと心に命じたのでした。