尖閣諸島において、領海侵犯を繰り返す中国船。
2020/5月、日本の漁船を追尾するという事件が起きた。
しかも、尖閣を領土、領海と自称する中国側は、初めての法執行に及んだ。
邪悪な国家が覇権を拡大させている今の世の中、弱き国はどんどん侵略されていく。
(赤軍)
海洋主権についての中国の威信発揚努力は、南シナ海においても活発化している。4月2日には、中国海警局公船は法執行活動と称して係争地の西沙諸島沖でベトナム漁船に衝突、沈没させ、同月18日には、中国政府が南シナ海に新たな行政区の設置を宣言した。こうした事態に、ポンペオ米国務長官は、23日のASEAN外相とのテレビ会議において「中国は、コロナウィルス・パンデミックで世界が手一杯になっている状態を利用し、南シナ海で領土的野心を推し進めている」と指摘した。
・中国海警船は、翌日9日から10日にかけても引き続き2隻が領海内を侵犯、3日連続の領海侵犯は異例。
・領海内を航行していたおよそ26時間という時間は過去2番目の長さ。
・中国外務省は「漁船は中国の領海で違法に操業していた。」として、
尖閣諸島領海で日本の漁船が違法操業したと法執行権を初めて主張。
・2日間にわたり領海内で瑞宝丸を追尾・監視した。
・電光掲示板で瑞宝丸に「退去」を命じ、約30メートルの距離まで接近することもあった。
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(青軍)
日本政府は自国の領海にも関わらず、尖閣付近での漁を事実上禁止している。
その尖閣付近で、なぜ小型漁船が漁をしていたのか?
これは日本政府の挑発ではなかろうか?
実際に中国は初めての法執行に及ぶ。
南シナ海、香港でいきり立つ中国は、自制心がなくなっているようだ。
中国の勝利条件は漁船を領海から追い出すことだったが、
漁船は漁を継続し、海保に安全確保され、無事に帰還している。中国公船は領海から撤退した。
初めて法執行に及んだ中国は、メンツを潰されて終わった。
・機関砲を搭載している海警局の船は領海外におり、機関砲を搭載していない船が領海内に侵入してきた。
・第11管区海上保安本部(那覇)によると、海保が中国船に領海から退去するよう警告した。
・漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保した。
「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」(代表幹事・青山繁晴参院議員)が19日、
政府に対し7項目の「尖閣諸島を護るわが国の積極的行動を求める緊急提言」を行なった。
(1)海洋自然調査団の派遣
(2)米軍との合同演習の実施
(3)船だまりの整備
(4)海上保安庁巡視船の大型化
(5)海難救助などを目的とした「魚釣島測候所設置法」制定
(6)中国による領海侵犯行為の海外に向けた映像公開
(7)習氏の国賓来日中止