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2020年にオーバーアマガウでキリストの受難劇が行われる予定でしたが、コロナの影響で2022年に延期され、今年、12年ぶりにオーバーアマガウで明日5月14日から10月2日まで上演されます。

 

このオーバーアマガウの受難劇開催に合わせて、4月30日~5月3日までの4日間、ドイツ観光局による「Germany Travel Mart」という旅行業の展示会がオーバーアマガウで開催され、ご招待いただき参加してきました。

 

ドイツの入国は、現在、大幅に緩和されていて、PCR検査の必要もなく、ワクチン接種のみが入国条件になっています。

東京を出発するときには、羽田空港の航空会社のカウンターで、ワクチン接種証明書の確認がありましたが、それ以外は今までと変わりなく出発。ドイツの入国では、ワクチン接種証明書を持っているかも聞かれず、あっさりと入国。拍子抜けするほど簡単な入国審査でした。

 

通常のGermany Travel Martは日本の参加者は数十名いるのですが、このコロナ禍ということもあり旅行業者の参加は6名のみでした。

テマサトラベルでは、今まで1990年、2000年、2010年と3回にわたり受難劇のツアーを実施しており、計600名近くの方々をご案内してきたことで、6社の中に加えていただきました。

このブログを読んでくださっている方の中には、テマサトラベルのオーバーアマガウ受難劇観劇のツアーにご参加いただいた方もいらっしゃると思いますが、ご参加いただいた皆様のおかげです。ありがとうございます。

 

私は2000年に3回、2010年に3回、受難劇を観劇していまして、12年ぶりのオーバーアマガウでしたので、とても懐かしく、村の中を歩き回りました。

 

オーバーアマガウの村の家の壁には、フレスコ画で飾った家も多く、ステキな村です。

 

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赤ずきんちゃん

 
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ブレーメンの音楽隊

 

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イエス・キリストのフレスコ画などもあり、見ていて飽きません。

 

 

初日には、受難劇のリハーサルを見ることができ、前回、前々回のことを思い出しながら、感激して観劇しました。

 

演出や衣装が前回と変わっていましたが、それは皆様が観劇してのお楽しみということで、ご了承ください。

 

リハーサルの様子を写真に撮りました。ぜひ、ご覧いただきたいと思います(もちろん担当の方に承諾を得ています)

 

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イエス様のエルサレム入場のシーンでは、本物のロバに乗って入場します。

 

 

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受難劇の幕間に表現される「活人画」

 

 

 

 

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宮清めのシーンでも本物の羊や鳩も登場しました。
 
リハ―サルということで、クリスチャン・ステュッケル監督の演出も入ります。

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本番ではもちろん見ることのできないシーンでした。

 

 

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劇場の一番後ろから
およそ、5000人が収容できる劇場
 
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誰もいない舞台に建てられた3本の十字架
 
真ん中の一本にだけ「INRI」と書かれた板が取り付けられています。
これは、イエス様の十字架に取り付けられた罪状書き、ラテン語の「イエス(IESVS) ナザレ(NAZARENVS) 王(REX) ユダヤ人(IVDAEORVM)」の頭文字4字を表しています。
 
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オーケストラ
 
 
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劇場の一番前から誰もいない観客席
 
 

もう一度、町の中を歩くとメインストリートにこんな建物がありました。

オーバーアマガウの博物館です。

 

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なんかパズルで建てられたような家ですが、近づくと布で覆われていることがわかります。
 
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前回、2010年の受難劇の際に使用された衣装が壁面に張られていました。
たしか、2010年の時は普通の壁だったような気がしますが、覚えておられる方いらっしゃいますか?

 

 

オーバーアマガウ滞在中、曇りと雨が多かったですが、一瞬晴れ間も見えました。

 

思わず天を仰いだら、オーバーアマガウの村の背後にある山が目に入りました。

同時に、詩篇121篇を思いました。

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われ山にむかひて 目をあぐ わが扶助はいづこよりきたるや
わがたすけは天地をつくりたまへるヱホバよりきたる・・・
ヱホバは今よりとこしへにいたるまで 汝のいづると入るとをまもりたまはん

 

オーバーアマガウのツアーにご参加いただく方々を神様が助けてくださる、守ってくださる、と感じた瞬間でした。
 
 
2年数か月ぶりに海外に行きましたが、ドイツでは公共の乗り物以外では、ほとんどがマスク無しで普通に生活していて、コロナとともに生きていくことを積極的に進めているようです。
 
10年に一度のキリストの受難劇、これからのお申込みでも、まだご参加いただけるコースがございます。
ぜひ、ご一緒しましょう!