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さらに今日はあの国民食
カップヌードルの50歳の誕生日なのだそうですよ
かつて駐在員として中国で暮らした当園の園長せんせーのもとにはひとシーズンに一回、日本から救援物資としてカップヌードルやどん兵衛などが送られてきて、とても助かったとのこと
50年の歴史を誇るカップヌードルは
どこか懐かしい日本の味なんですね
さて、中国は遼寧省の省都瀋陽
かつての日本の傀儡国家、満州国の奉天です
中国でどっぷり５年間生活をした園長せんせーも赴任中に訪れた街だそうです
１９３１年９月１８日は満州事変のきっかけとなった柳条湖事件が瀋陽郊外で発生
｢戦(いくさ１９３)一発、満州事変｣って語呂合わせで年号を暗記したものです
この事件をきっかけに日本は東北３省を占領
９月１８日は中国では特別な日、「国恥日」の一つとされています
（盧溝橋事件の発生した７月７日も同様に「国恥日」の一つ）
瀋陽には９月１８日を忘れない為の歴史博物館も存在します
画像は園長せんせーから提供してもらったもの
北京の盧溝橋やハルピンの７３１部隊の陳列館、南京の記念館をも訪れたことがあるという園長せんせー
展示内容には真偽のほどは確かではないようなものもあったそうだが…
どの施設も「戦争はしてはならない」というシンプルなメッセージが伝えられており、中国人もちゃんとそれを理解していることがわかるそうだ
残念なのは日本人、中国人をそれぞれ悪くいう人の存在
一方で悪い人、残念な人が両国、世界中に存在するという事実
日本にも園庭で楽しそうに遊ぶこどもの声や、教室から漏れ聞こえる声までも
騒がしい、うるさいとおっしゃる方、怒鳴る方がいらっしゃる
どうしてそこまで余裕のない心の小さな人間が存在する国になってしまっているのか
大部分は幸福を願ういい人ばかりなのに、どうして人間は利己的で、さらに集団となると過激になるのか？
利権とは何か？
影響力とは何か？
社会とはなんぞや？
平和とはなんぞや？
人間とはなんぞや？
守るべきものは何なのか？
(黙っていたり、ヘラヘラしていては残念ながらヤラれてしまうのがこの世界)
節目節目で考えたいものです
(自民党の総裁選も節目よ)
下の画像は１０年ほど前に園長せんせーが訪問時撮影した瀋陽の鉄道駅
建物は東京駅のそれとそっくり！
夕暮れの瀋陽の街で…
園長せんせーは当時何を思って歩いたのだろう
