タイトルを見て『北斗の拳』話かと
期待を躍らせたヲタ諸君には大変申し訳ない。
これからここに書き綴ることは、ケンシロウとは全く関係がなく、
三日間に渡って著者の身を襲った
世にも恐ろしい出来事 である。
(※お食事中の方は閲覧をご遠慮ください)
事の発端は18日水曜日午前6時。
身支度を整えていた私の身を、突如 吐き気 が襲った。
二日前に社内の送別会で焼酎を飲み、前日から何となく食欲がなかったので
「ああ、週初めから飲んだから胃が疲れているのだな」
とだけ思い、全く気にせず化粧をし始めた。
しかし吐き気はおさまるどころか更にパワーアップし、
ハラの周囲 までもがにわかに騒がしくなった。
耐え切れなくなって厠へ駆け込むと、「ああ、やっぱりね」という結果。
食道からの逆流は何とかしのいだものの、ハラは 急流下り を起こしていた。
だが急流下りなど、胃腸が疲れているときにはありがちなこと。
悪いモノは一度出てしまえば二度と悪さをしないだろうとタカをくくっていたら、
急流はあたかも 大自然の猛威を見せ付ける かのように
激流 へと姿を変えた。
激流の予兆は約10分おきに現れ、ものスゴい勢いで私のハラを流れ出て行く。
これではバスと電車に乗って会社へ行くことなどとてもできまい。
仕方なく会社を休み、朝イチで病院へ行くことに。
自宅で開院を待機している間にも 激流は洪水 へと変わっていく。
急激に水分を失った体はとうとう 脱水症状 が出始めたらしく、
私の体は氷のように冷たくなってガタガタと震え始めた。
「ああ、人知れず死んで行くのって
こういう気分なんだな…
みんな今までありがとう……」
と薄れ行く意識の中でベッドに横たわっていると、
母親の運転する ラブワゴン ならぬ ゲ×四駆
(注:“ゲイ四駆”ではない)が玄関先に到着。
途中までしか化粧が終わっていない 能面のような顔 を引っさげ、
またいつ洪水が起こるとも分からない 不安定なハラ を抱えた女を乗せて
ゲ×四駆は病院の胃腸科へと急ぐ…
(読みたくないかもしれないが第二章へ続く)