第18代、ホワイトアッシュハープ完成! | アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

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ワークショップと実験用に作っていた16弦の小型金属弦ハープが完成しました。
16代の15弦の金属弦ハープを元に色々と変更点を加えました。

まず、15代はA4=440Hzだとテンションがきつすぎたため、415Hzに下げました。これと同じテンションでA4=440にするべく設計をし直した結果、全体に弦長が短くなりました。

さらに、1オクターヴに9音、すなわちFとF#を入れる設計にしました。これで、GとCの曲がチューニングしなおさずに弾けるのですが、実際に弾いてみるとオクターヴの感覚が狂ってかなり弾きにくいです。慣れるか、最初からこのハープを弾いていれば問題ないかもしれません。あるいは、FとF#の部分だけ弦間を狭くする、位置をずらす、クロスにするなどの工夫をすればいいかもしれないです。

今回は、ネックと支柱をホゾ継ぎしている部分にピンを通しました。これはトリニティ・カレッジ・ハープなど、古いアイリッシュ・ハープに用いられている伝統工法で、弦の張力による傾きが軽減されます。

共鳴胴の厚さは3mmで、ホワイトアッシュ特有の明るい音色になりました。

弦数:16本
音域:G4-G6+F5# (A4=440Hz)
弦間:11mm
総重量:770g
共鳴胴:ホワイトアッシュ(高さ330mm,幅100mm,厚さ30mm)
ネック、支柱:ホワイトアッシュ
裏板:チーク

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