15代、19弦金属弦ハープ完成! | アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

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ご依頼のあった19弦金属弦ハープが完成しました。今回はご希望で猫ハープと同様のA=415Hzにしました。落ち着いたよい響きとなっています。

最初はネックと支柱をホワイトアッシュで作っていたのですが、最後のストリンギングが終わった後、突如としてネックに亀裂が入ってしまいました。おそらく、ピンの下穴が浅すぎたためかと思われます。ネックは新たに作り直しとなり、その時ホワイトアッシュではなくバーチを使いました。バーチはホワイトアッシュよりも加工がしやすく仕上がりも美しい木材です。バーチは白木のままでもいいと思いました。

今回もデザインに小さな変更を加えており、共鳴胴のくりぬきを6角形にして、裏板もそれに合わせた形にしてみました。

音域:C4-G6 (A4=415Hz)
弦間:11mm
総重量:1420g
共鳴胴:イエローポプラ(高さ435mm,幅160mm,厚さ55mm)
ネック:バーチ
支柱:ホワイトアッシュ
裏板:チーク






6角形の裏板。




猫ハープと同じテンションと調弦。






左は同じテンションだが、A=440Hzに設計しているため弦長が全体に短くなっている。

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ホワイトアッシュのネック

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ストリンギングの際にE6のピンの下部に亀裂が入った。