14弦の小型金属弦ハープ完成! | アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

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6代目、14弦の小型金属弦ハープが完成しました。

最近気温がどんどん上がってきて、庭の窓を閉め切った倉庫(エアコン、換気扇なし)で木工をするのもかなり危険な雰囲気になってきました。1.5lのペットボトルに水を入れてそれを飲みながらやりますが、1時間程度が限度なので作業効率はかなり落ちています。

今回は共鳴胴にウォルナット、支柱とネックにホワイトアッシュを用いました。
ウォルナットはポプラやニヤトーよりも堅いけど、メイプルよりは柔らかい感じです。割れも生じなかったので使いやすい素材かもしれません。
最初は12弦のハープにする予定でしたが、気が変わって14弦のハープにしてみました。

音域はG4-F6(G6)。最高音がFだと少し不便なので、ショートオクターヴにしてFをGで合わせられるようにしました。これで一応2オクターヴの音域は出せることになります。

重さは560gでニヤトーより100gほど重いです。ただそれが幸いしてか、共鳴胴とネック、支柱のバランスが少し良くなった気がします。響きの第一印象はおとなしいです。ニヤトーのような明るい響きではなく小さな音に感じます。

弦の間隔はキルコイやイヴと同じく11.5mmと少し広めにとっています。

いままでホゾ継ぎがうまくいかず、鹿膠の力を借りていましたが、今回はホゾ継ぎだけでつなげることができました。3月から作り始めて少しは前進したようです。まだまだガタガタの作りですが・・・

蜜ろうクリームをウォルナットに塗ると、とっても綺麗な木目が現れて高級感があります。ホワイトアッシュとのコントラストも面白く、ポッキーのような外観です。

今度はもう少し大きめの20弦くらいの楽器を作りたいので、これから木を注文しようと思っています。













自作のZトグル。2mmの真鍮棒を曲げてつくります。買うと1本1ポンドくらいします。