英国のリュート奏者、作曲家ジョン・ダウランド John Dowland (1563-1626) の作品≪メランコリー・ガリアード Melancholy Galliard≫。
寺本圭佑による19弦の金属弦ハープ「キルコイ Kilcoy」のための編曲。
生誕450年ということで編曲してみました。彼が活躍していた16世紀末から17世紀前半は金属弦アイリッシュ・ハープが流行していた時代で、ダウランドの曲も演奏されていたのではないかと思います。実際に彼が仕えていたジェームズ1世の宮廷にはコーマック・マクダーモットという金属弦ハープ奏者がいました。ダイアトニックに調弦される金属弦ハープでダウランドの曲を演奏する場合いろいろと工夫が必要になります。
小型の19弦の金属弦ハープのための編曲です。高音域に二つのBの音を入れるなど変則調弦を行っています。また弦の上部に爪を挟んで半音を演奏する技法を取り入れています。
内容
表紙(1ページ)
解説(2ページ)
ダンピング指示なし、指番号付き楽譜(4ページ)
ダンピング指示、指番号付き楽譜(4ページ)
こちらからダウンロードして購入できます。500円。
小型金属弦ハープのための ダウランド作曲≪メランコリー・ガリアード≫(寺本圭佑編)