澄んだ豚骨ベーススープは手の込んだ証。
喜多方ラーメンをイメージしたという素朴で深い味の一杯を堪能しました。
やってきたのは「つじ田」「田中商店」などを展開する経営母体による、喜多方らーめん風の素朴で田舎風の中華そばのお店「中華そば専門 田中そば店 新橋店」。
いまや関東のみならず、静岡、名古屋、東北にも多くの店舗を展開しているようです。
その新橋店。新橋駅烏森口を抜けて虎ノ門方向へ進んで、７～８分ほど。
豚骨ラーメンくるめや、元祖札幌や、利尻昆布ラーメンくろおび、などなどいずれも垂涎のお店が並ぶ幸せな一角。
メニュー構成は、基本の「中華そば」に、白髪ネギたっぷりの「ねぎそば」、バラチャーシューがたっぷりの「肉そば」、そして「山形辛味噌らーめん」など。
喜多方らーめんをイメージした懐かしい味の中華そばと、もうひとつ東北の代表的なラーメンである山形の辛味噌を揃えているのですね。
今回チョイスしたのは今まで食べてなかった「肉そば」。
タレに漬け込んでトロトロ、ほろほろの豚バラを四角くカットして、たっぷりトッピング。
まさに喜多方ラーメンの老舗の見た目。
スープは鶏と豚のバランスの良い澄んだ口当たりの良いもの。
麺は喜多方風王道の平打ち縮れ麺。
存在感のある麺と強めの塩だれ味で、喉ごしにガツンとインパクトがあり、レンゲも進みます。
素朴さだけじゃない今風のガツンとした旨さが冴える新橋での一杯でした。
ごちそうさまでした。