映画「ザ・コンサルタント(2016)」 | 助六ノ映画鑑賞残日録

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「ザ・コンサルタント」 2016年 アメリカ 原題:The Accountant 128分 アクション/スリラー (監督) ギャヴィン・オコナー (出演)ベン・アフレック、アナ・ケンドリック、ジョン・バーンサル

 

 

あらすじ)

クリスチャン・ウルフは小さな事務所を構える会計士だ。しかし裏では数々の犯罪組織の会計士として莫大な資産を要していた。ある日、大企業の財務調査を依頼され、膨大な資料から不正の事実を掴むが、直後に財務担当者が亡くなった事から調査は中止される。同時にクリスチャンは何者かに狙われ反撃に転じるが逃亡を余儀なくされるのだ。果たして事件の黒幕は誰なのか!?

 

 

感想)

作品の評価が良かったので、ブルーレイを購入するか否か迷ったが、Amazonプライムビデオで有料にて視聴した。

 

幼少期に、高機能自閉症と診断されたクリスチャンだったが、数学の分野に異様に強く、人と交流が苦手な設定は実際の患者でも本当らしい。

 

あのマッチョな身体は、繊細さに欠けるが、軍人だった父親から一般社会でも身を守れるように厳しく訓練され、軍籍に身を置いていた過去があったので納得。

 

ジャカルタに赴任したと思われる場面では、インドネシアの伝統格闘技「シラット」を習っていた為に、異常に近接戦闘にに強い。

 

さらに軍隊仕込みなのか、重火器の扱いに相当慣れており、自身が隠れ家に使うトレーラーは武器庫と化していた。男の夢の部屋だ。

 

コミュケーションを苦手とするクリスチャンだが、財務調査に協力してくれたディナには少し心を許し、彼女の為には危険も犯す。

 

多くの謎が解き明かされ、意外な人物相関が判明した時は「まじで(本当に)!?」と驚かされたが、嫌いでないエンディングに個人的には高評価だった。

 

しかし、徒手で闘っているズングリしたベン・アフレックの姿はどうしても、バットマンにしか見えなかった・・・。

 

★★★★★(満点:★5つ)