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考える道具を考える

The instrument which I think

実にいろいろな検定があるのですね。

代表格は、漢字検定でしょう。
就職試験にも活用できる社会性が確保できている。
色々問題はあったけど、健在ですね。

英語のTOEIC、TOEFLは世界中の検定基準。
国の認定と民間で勝手にやっているものなど様々。

中小企業診断士や産業カウンセラーなどは、
ビジネスマンに依然として人気が高い。

地域の検定も様々。
ご当地検定と呼ぶらしい。
博多っ子検定が最初で、
京都・観光文化検定が人気を呼んでから、
様々な地域で勝手に検定を始めている。

日本語文章能力検定というのもある。
ところが昨年の8月、突然休止宣言。

検定は、儲かると思う、安易な体制づくりが、
こうした結果になるのだろうか?

不思議検定では、
メイド検定、お墓ディレクター検定、子育てパパ力検定に
ハゲ検まである。ははは。

但し、検定試験問題を作るのは大変。
私もマルチメディア検定というものの
試験問題を作る側にたったことがあるが、
これはもう、ほとんどトンチの世界ですね。

解答を考えるのが一番難しい。
正解は、何を問うのか決まれば簡単ですが、
それに類似する解答、迷う解答を考えるほうが、
とても大変なのです。

検定の質を見極めるには、
選択問題の多い、こうした検定の解答枝を見てみると、
一目瞭然です。

参考のために。


女優の池内淳子さんがお亡くなりになったというニューが流れている。

美しく優しい女性像を演じてきた。
時代を突出したシンボリックな女優としてではなく、
いつの時代も、そこにそうして、
自然な姿で微笑んでいるような‥女優。


老いを迎える恐怖。
しかし、人間は、
年齢に応じた美しさがある、
という言葉を聞いたことがある。


老いていくことは、
醜くなっていくことのように思えるが、
そうではない。

それを証明してくれた女優さんだったと思う。

老いてなお、その美しさが増していく。
そんな女優さんは、
きっと見られる自分と、見る自分を
しっかりと見極める心の眼差しをもっていたのでしょう。


ご冥福をお祈りいたします。

文章の適切な量を考えると、
140文字以内で、つぶやくTwitterの、この形式は絶妙ですね。

文章は、どんなに少ないものでも、
せめて起承転結を完結させたい。

形式主義者の私は、
直ぐにそんな風に考えてしまう。

4つの段落に活用できる文字数は、
それぞれ35字前後。

ここで簡潔な文章作成の訓練ができる。
その利点は、

1 無駄な接続詞を排除して本質の言葉だけを生かせる。
  逆に、有効な接続詞の有難さを感じることができる。

2 文章にリズムが得られる。
  意味が伝わるには、必要最低限の分量。
  リズムがないと一気に読めない量でもある。

3 テーマの適切性に遭遇する。
  あまりに大上段に構えると書ききれない。
  しかし「起きた!」だけでは継続しない。
  文章量とテーマ設定の調和を学習できる。

4 落語の小噺が創造できる。
  これはどうでもいいのだが、
  隣の家に垣根ができたってさ! へえ‥‥
  この日本語文化に肉薄できる創造性を感じられる。

5 幻想を見ることができる。
  所詮、知らない人達との「フォロー」合戦。
  沢山の人のフォローをもらえると、
  自分が嬉しくなるのも事実。

  メンタル的な心地よさは、
  幻想を増長させる。だからいい。

という感じでしょうか?

但し、注意点を挙げるとすれば、
多くの期待をしてはいけない。
何かが生まれると思ってもいけない。

所詮は「つぶやき」なのです。はぃっ。


今日も元気で!
俳優 仲代達也さんのテレビ特集。

最愛の妻 宮崎さんを失いながらも、
自分の老いとの戦いの中で、
静かに、しかし強靭に、それでいてどこか哀しげに生きる姿を追っていく番組。

自宅の壁一面に張られた
芝居の台本の、墨文字での写し書きが印象的だった。

太い文字で、
台詞を書き写し、体に入れていく。

興味深かったのが、
自分の台詞は太く大きく、
隣の行には、相手の台詞が小さな文字で書き添えられている。

そういう方法で、
日常の空間の中に、
芝居と生活が一体となっている姿は、
美しく感じられました。

そして、ふと、想ったのです。
自分の台詞の次の行に書かれている小さな相手の台詞。
それは、最愛の妻でもあった、
宮崎さんのつぶやきなのかもしれないと‥‥。

肉体的な老いは、確実にやってくる。
しかし、自らが実感する老いはない。

赤秋(せきしゅう)
‥‥宮崎さんが創った言葉、それがテーマだった。


そうか今日は祭日か‥。

正確には祝日?

老人の皆様、お疲れ様です。

お年寄りを大切にしましょう! ではなく、
お年寄りの知恵を借りにいきましょう! ですね。

何と言っても、長く生きてきたのですから、
敬うだけでなく、
もっともっと、働いてもらうことを考えましょう。

それが長寿の秘訣。
ひきこもり老人になって、
日がな一日、テレビの前に座っているだけでは、
長生きできません。

じっとテレビを見ていても、
老化防止のテレビショッピングばかり流れていて、
それを見ていれば老化が防げるはずもありません。

外に出て、
歩いて歩いて、
色々な人と話をして、
笑い、叱り、未来を語るのです。

 ‥えっ? 何ですって?
  老人のお前に言われたくない?

はは、私は、まだ現役よ!
見損なっちゃ、いけませんで‥‥