敢えて、過去に生きることの不思議さを考える | 考える道具を考える

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過去、現在、未来。
時間の流れは誰にも止められない。

今、という現在を、有意義に生きるためには、
過去に拘るのではなく、
未来に目を向けて生きるべきだ‥というのが、
モチベーション論に共通した見方なのですね。


しかし、問題解決の考え方から見ると、
人間の思考は、自分の脳の中に蓄積された、
過去の記憶の断片から再構成される仕組みだという。

こんな時は、こうする。
その対処策が正しいのかどうかは分らないが、
少なくとも自分の中では、
かつて、それでうまくいったことがあるという記憶がある。

同じような状況に直面したとき、
この記憶に頼ることが、
悪いことだとは思わない。

つまり、人間は、過去に生きることで、
今を乗り越えている。
過去は悪者ではなく、今を生きる手掛かりを与えてくれる筈。

だから、困難に直面したとき、
逆説的な言い方ではありますが、
敢えて過去に思いを馳せて、
過去の自分、周囲との関係を考えて見るのもいいのではないか?

何かが、あるかもしれないし‥‥。

現在は、判断と選択の連続。
その判断軸、選択軸は、
自分の中にしかないのだから‥‥。