確かに大きな変化の波の中に、私達は今存在しているのでしょうね。
西武百貨店有楽町店、松坂屋名古屋駅前店、伊勢丹吉祥寺店、松屋浅草店‥‥。
いわば街のシンボルであった「百貨店」が閉鎖されていきます。
こうした百貨店の閉鎖は、10年前、地方から始まっていました。
地方都市の中心地の象徴であった地域資本の百貨店が次々閉鎖。
その後、三越と伊勢丹、阪急と阪神、大丸と松坂屋などの統合再編の波が訪れ、その結果として不採算店が閉鎖されていきます。
市場は需要と供給の関係で成立している。
当り前か‥‥。
日本の企業発展の構図は、競争を基盤として、旺盛な需要に対応して供給されていく過程がずっと続いていた。それがゼロサムなどという市場の変化に伴って、今度は供給過剰の時代に入り、生き残り戦争が企業間競争を加速させた。
そして最後に生き残るために企業は過当競争を止め、一緒になって巨大化して市場の独占を目ざすことになる。こうした流れは自然なんでしょう。それが市場の成熟という本当の意味なのでしょう。
規格化された商品を買う時代の象徴が消えていく。
それが百貨店の消滅という記号で私達はリアルに見続けていく。
だからといって、私達の消費意欲が完全に消え去るわけではない。
とって変わって登場してきた象徴が、楽天であり、ZOZOTOWNなのでしょう。
ZOZOは楽しい。
バーチャルオーダーショップが絵の中に軒を連ねる。
自分が好きなファッションを注文生産してもらい、
私だけの洋服を買うことができる。
しかし自分のオリジナルな洋服を着て出かけるのは、
リアルな街であることも確かですね。
街に買い物に出かけるのではなく、
街に、私を見せに行く。そんな時代が訪れてきているのでしょう。
‥東京に住んでいて、東京が変化していく空気を感じる。
きっと混沌としての魅力を持った東京が、
落ち着きの在る文化の町に衣替えする時が来ているのだ!
さぁ今日は、どんな服を着て、何処に行く?