キムタクの脳科学者 ドラマ「Mr.Brain」を観て | 考える道具を考える

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The instrument which I think

キムタクと脳科学。
現代ドラマの着想としては、最も視聴率の取れる組み合わせではありますね。
(既にゲームにも同名のソフトが展開されている)

番組の出来栄えや感想は、様々にあるでしょう。
登場人物が全て「アヤシイ」雰囲気であるとか、ストーリィ性に不自然さがあるとか‥恐らく、この番組のもう一つの要素は「漫画的」(キャラが濃いという意味で‥)であるということでもあるのでしょうね。

元ホスト(らしい)のキムタク演ずる九十九さんは、事故で前頭前野を損傷。その後回復の過程である特殊な能力を身に付けていくことになる(らしい)。。(それが警察庁の科研に人材として求められた理由?)


東北大学の川島隆太先生の「脳を育て、夢をかなえる」という著作から要約すると、前頭前野の働きにはこんなものがあるらしい。(表現や項目数は私が要約した言葉です)

 1 推察力。顔の表情や声の様子から、人の気持ちを推測する働き。
 2 記憶力。
 3 意欲。やる気、挑戦意欲の醸成。
 4 自己意識コントロール力。喜怒哀楽の自己制御意識。
 5 発明、発見力。
 6 集中力。
 7 考える力。アイデア発想力。
 8 聞く力、運動能力。

人間の行為のかなりの部分をコントロールしている「司令塔」であることは確かですね。

キムタクさんは、事故でこの能力に外部からの刺激が加えられたわけです。番組の台詞のそこここに、これらの能力を披露するシーンが満載されています。

おそらくこの番組は、こうした能力(脳力)が、犯罪などの事件解明の手掛かりとなっていくシーンが描かれるのでしょう。そして様々な人間の可能性について描いていくことになるのでしょう。それも興味深い豪華キャストを迎えて‥。キムタクさんの脳の中の出来事を、より分りやすくするためには、視聴者の脳に刺激が与えられなければならない。だから、登場人物は、キャラが濃い必要がある。分りやすくするためですね。

あまり細かいことは言わず、大いに楽しみたいですね。所詮、テレビドラマなんですから‥。