仕事で提案書を書くことが多いので、どうしても図解を試みる。
様々な事業のアイデアは、今では単独の仕事は少なく、多くの関与者とのコラボレーションによって進められることが多い。その場合、図で関係を示すのが最もわかりやすく、また、それぞれの関与者の立ち位置も理解しやすい。
また、事業プランを図式化して、事業アイデアが持つビジネスモデルの優位性を示すのにはとても便利ではありますが、図式化することが目的化してしまうと、その解釈に大きな開きが出てくるのもまた事実なのですね。
一時期、何でもかんでも図式化するあまり、説明者によって同じ図がまったく反対の意見となって現れるなどという現象まで起した図解の技術。また図の作成に凝るあまり、複雑すぎてかえって意味不明になってしまう場合も少なくありません。
私は、そんなことで、図解に関する書籍を参考にしたり、ネットで探索することがよくあるのですが、実は、コミュニケーションの方法として最も理解しやすい図解は、最も単純でシンプルな図なんだということが、だんだん分ってきました。
マルとマルを繋ぐ一本の矢印。
方向を示すこの記号は、絵が単純になれりばなるほど、意味する度合いが深くなっていくように思います。
パワーポイントというアプリケーションの進化のお陰で、日本人のドキュメントの表現力は日々高度化していますが、最もシンプルな図解こそ、最も多くを語るという原則を理解した上で活用することが大切なのだと思いますね。