6434人の犠牲者の皆様に哀悼の意を表します | 考える道具を考える

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本日1月17日、阪神淡路大震災から14年。
大地を揺るがした災害の怖さを忘れてはならないでしょうね。

犠牲になった方の数、6434人。
私達は、この数の魔法に注意したい。

先日、ニューヨークの川に不時着した旅客機の乗客は155人。
幸い全員が救助された。

7年前のアメリカ9.11同時多発テロの犠牲者は、2793人。
もし貿易センターの北棟が満員だったら7500人の犠牲者が出ただろうという予測が出た。

第二次世界大戦の兵士の犠牲者数は、
アメリカが約40万人。イギリスが35万人。
日本は210万人、ドイツが230人。
但し一般市民の犠牲者は日本が最大で50万人。


かつて戦後詩の詩人達、荒地派の詩人たちは、
死者が数で数えられることの意味の置き換えについて警告していたのを記憶している。
死者は一人ひとりなのだ。
しかし、大きな災害、戦争は、死者を纏りの数として数えようとする。
そこには、災害や戦争の本質を覆い隠してしまう数字のマジックがある。

6434人の犠牲者という言い方は、
私はしたくない。阪神淡路の犠牲者は、一人ひとりなのだ!

ご冥福をお祈りいたします。