因果は巡る 風が吹けば桶屋が儲かる という循環を考える | 考える道具を考える

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落語の熊さんと八つぁんの掛け合いで有名な「風が吹けば桶屋が儲かる」という因果のお話し。

このお話は、その因果の連続性において科学的な論証がほとんどないために、「そんなことぁねぇ」と一笑されて、馬鹿馬鹿しいとんでもない大言壮語だという意味に使われることが多いのだという。

  風が吹けば砂が飛び交い、
  砂が目に入って視覚障害者の方が増える
  目が不自由な方は昔は皆三味線引きになったので、
  三味線の需要が増え、その材料である猫ちゃんの皮が使われるため、
  猫が減り、そのため天敵がいなくなったために鼠が増える。(これディズニーの世界だけ?)
  鼠は桶や箱をかじるのが仕事なので、桶の消費が激しくなり、
  結果として、桶屋がもうかる‥‥

現代風に差別用語を使わないように解説すると、こんな風になるのですね。

それぞれの因果が科学的でないといったって、この意味は深いんだよね、
熊さん!


でもね、金融危機の風が吹けば、純喫茶が儲かる!なんて言えなくもない。例えば‥‥

リーマンが六本木から去れば、バブリーな飲食店に多大な影響がでる。泡が吹き飛べば、それによって売上を伸ばしていた商売人は撤退を余儀なくされ、六本木から高級飲食店がなくなる。結果として、お酒を飲まない人口が増えて、その分、勉強をする人が増え、今度は図書館が一杯になり、図書館に入れない人が、喫茶店に入るようになり、ゆっくり仕事ができるような昔風の珈琲専門店が繁盛することになる。

そんことぁないか?