京セラ名誉会長稲盛和夫さんが昨年、母校鹿児島大学に創設した「経営技術アカデミー」。
今年、さらに同校キャンパスに稲盛棟が完成し、いよいよ人材教育に拍車がかかるようですね。
講義の教材のコアは稲盛さんの「実学」にあるように思えます。
この「実学」という著書は、まさにベンチャーの最も基本的な教材だと、私は思っています。
私が特に興味を持つのは、
経営は技術だという視点ですね。
ある意味、経営は極めてロジカルに計算できるもの、という前提がある筈。
事業の根本は、利益を上げること。そのためには、収入を増やし、コストを抑える。
これはあまりにも歴然とした計算式なのですが、実際にこの公式に則って事業を実現しようとする時、途端に様々な課題が立ち塞がってきますね。
事業の夢を実現しようとする時、事業の計画どおりにことが進まないからですが、ある意味事業とは、人との関係性の中で実現する自分の夢である以上、自分の都合だけで事業が進むはずがないのですね。
その関係性の創造の中に、アイデアが生かされなければいけない。アイデアとは、自分の中で勝手に作るものではなく、関係性を創造するために生かされなければならないわけですね。関係性とは、人と人との関係以外にない。人間関係の創造は、情緒的な雰囲気の中にあるようですが、ことビジネスの世界では、人間関係も技術なのだといえるかもしれません。だからこそ、経営は技術なのだと‥。
この公式に気がつくまで、私自身も大変な回り道をしています。
だから、収入を上げ、コストを抑えることの努力は、まさに人間教育そのものに繋がってくるのでしょう。
利益を出さなければ夢は実現しない。
稲盛さんが、母校に人材教育の場を作ったのは、まさに利益の賜物だといえるのでしょうからね。
今日も雨。
しかし、燃える情熱で、頑張りましょう!