NHKクローズアップ現代 うつ病患者100万人の時代を考える | 考える道具を考える

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年間の自殺者が10年連続で3万人を超えた。
この数字の中身を見ると、中高年の自殺者が三分の一を占めているそうだ。

そして、うつ病患者が100万人を超えたそうだ。
NHKの番組・クローズアップ現代では、このうつ病の特集を放映していた。

うつ病患者がそのまま自殺するわけではないが、深く関係していると見なければならないでしょうね。

番組では、一口にうつ病といっても様々なタイプがあることを明らかにしていた。単純なうつの状態が続くだけでなく、非定型と呼ばれる躁鬱の症状など複雑化する症例の発見についても報告されている。

私が注目したのは、ある福祉センターで実験的に行われているグループでの改善治療だった。うつ病患者がグループダイナミックスの手法でそれぞれの現状や体験を告白し合い、またうつ病を克服した人も交えて様々な情報を交換する手法だ。アメリカでは重大犯罪者の社会復活への治療法としても取り入れられている。

うつ病という現代社会が生み出した「社会性への不適応」の病は、グループ治療によって心的に解決していくという方法が有効なのではないかと思っていたので、衝撃だった。現代の医学は、病気の特定をしても改善の方法を示さない。うつ病であれば抗うつ剤を投与することで解決をはかろうとするのがまだ多いらしい。しかし、うつ病患者100万人のうち6割は再発だという指摘もあり、薬で治る病気かどうか疑わしいと思わざるを得ないですね。

    ‥‥社会からの離脱、人間関係への不安
      そうした人間によって生み出された病は、
      人間の集団の中で解決していくのが望ましいのではないか‥

そんな風に思いました。
この病は、私の中にも眠っているかもしれないのですからね‥‥。