ボーン・アルティメイタムを観た CIA暗殺者は外見は普通人? | 考える道具を考える

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ボーン
CIAスパイもの映画が大好きだ。

だから当然、ボーンシリーズの三部作は、
興味深く鑑賞した。

ボーンシリーズ三部作最後の作品が
「ボーン・アルティメイタム」(現在TOHO系シネマで上映中)

さて、主演のマット・デイモン。
この美男子でもない普通のアメリカ人が、
CIAの特殊訓練を受けた
最強の暗殺者であるという設定は、
多くの方がご存知のことでしょう。

ジェイソン・ボーンという名称の
この暗殺者は、第一部の作品で、
記憶喪失した暗殺者として登場する。

ボーン・アイデンティティ‥その第一作での彼は、
自分の素性を辿る旅を続けれる中で、
自分が暗殺者であることを少しずつ解明していく。

続編から今回の最終回へ。
ボーンは、記憶を取り戻すことによって、
自分の忌まわしい過去と向き合うことになる。
人工的に創造された暗殺者としての自分を発見することで、
彼は、忌まわしい自分の暗殺の過去に、
どんな落とし前をつけようとするのか?

それは観てのお楽しみ。

‥‥

ところで、スパイは、普通人でなくてはならない。
とは、イギリスの007で有名な秘密機関の採用基準だと聞いたことがある。

長身で美男子で、どこにいても目立つ人材では、
スパイや暗殺者にはなれないのです。

マット・デイモンは、おそらくアメリカ人としては、
平均的な身長‥恐らく180センチくらいだ。
顔は武骨で、饒舌でもなく、笑顔もない。

雑踏の中に紛れ込んだらほとんど大衆の一人となって見分けがつかない。
マット・デイモンはそんな役柄を見事に演じている。
そこがこの映画凄いところだと思う。

完全リアリティの追究。CIAものの、リアリティのあるドラマであるものの
全編ほとんど休むことのない格闘の連続によって、
きっとドラマでなく、現実の世界のものなのだと思わせてしまう、
逆リアリティ性があると確信した。

凄い映画だ。