
医学博士 築山 節(つきやま さとし)さんが著した「脳が冴える15の習慣‥記憶・集中・思考力を高める」(日本放送出版協会刊 生活人新書 2006年11月初版)が、ベストセラーになって話題を呼んでいる。
脳科学の出版物は、脳科学者 茂木健一郎さんの登場や東北大学 川島隆太教授の活躍で、いまやゲームにも登場している学問ではありますが、臨床医学の権威である 築山先生が著した本著は、ある意味「脳を活性化するノウハウ本」としても読める分かりやすさが読者に共感を呼んでいるのかもしれませんね。
脳の問題は実際、素人にはちょっと難解ですが、脳を活性化しなければいけないという「思い」は、共通して感じている「課題」でもあります。だから、脳を活性化するには、まずは日常生活の様々な生活の仕方の中で、様々な動作を「習慣化」することが重要だとして、15の習慣を提示しているところが「分かりやすく」好評な理由となっているようです。
朝の過ごし方(厳密に言うと睡眠のとり方)や、家事などの日常生活と脳の機能との関係は、確かに規則正しい生活や家事、掃除といった動作が脳に好影響を及ぼすなどの指摘は、なるほど‥と思いますね。
また、ビジネス上では、問題解決能力の高め方として、書類の整理をすることの意味、一日の行動予定表を書くことの意味、さらに思考の整理では、例えば、急いで企画書などをまとめなければならない時ほど、机の周りの整理をすることの意味‥などが、分かりやすく書かれています。
要は、脳には、情報のインプット ‥ 蓄積 ‥ アウトプットの流れがあるということ。その機能を活性化させるには、脳が本来持っている柔軟性や記憶の仕方が重要であることは理解できます。そして、築山先生は書きます‥‥。
‥‥インターネットのブログを書くことも、脳にとっては良い習慣だと思います。‥‥人に読ませるからには、言葉の羅列ではなく、ある程度整理された文章になっていなければいけません。それを書くには、確実に脳の中の情報処理が必要です。‥‥
インプットしたものは、アウトプットすること。その循環が大切なようです。ブログって、脳にとっては、役に立つ道具のようですね。