ぼろぼろのスポーツカーが、ロボットに変身する。
その変身のプロセスがSFXで見事に映像化されている。地球外からやってくる、悪いロボットと人間を支援する良いロボットが、大都市やダムや地下や、いろんなところで強烈に戦闘を展開する。
2時間半に亙って、金属音の轟きを聞かされ続け、ほとんど休む暇なく、これでもか、これでもか‥と、映像が続く。
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ガンダム世代よりもっと前の私は、鉄腕アトム、鉄人28号の世界で育った。そのメディアは、主に雑誌。僅かな単行本の世界だった。二次元の紙に描かれた宇宙ロボットの世界に魅了された世代は、その現実的な動きを「想像力」の中で展開し、夢を見ながら大人になった。
三次元の世界で、こうした夢が表現できたら、どんなに楽しいだろう?
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現代。トランスフォーマーを創った大人たちは、紙の世界から三次元の世界の実現に、今も夢を見ているのだろう。巨大ロボットのリアル感は、実に絶妙で‥これは、きっと、あるよな‥と思わせる映像の世界を描いていた。
確かに、キングコングの視点からのパロディ、日本を意識した変身ロボットに関する会話、ターミネーターが地球に着地するようなイメージ‥‥いろんな含みを感じさせる演出ではありました。
でもまあ、素直に楽しみましょう。