
東京上野の東京国立博物館で7月から開催されている「京都五山 禅の文化展」を観た。
本展を見ずして、禅は語れない。‥‥これが本展のキャッチフレーズ。
京都五山とゆかりの寺院から中世の禅文化の名品約230件を迎えてご覧いただきますとありました。(写真の文字は、臨済宗相国寺派 館長 有馬頼底 老師の筆を私がネガポジ反転したもの)
展示の全体像は、第1章 兼密禅から純粋禅へ、第2章 夢窓派の台頭、第3章 将軍家と五山僧、第4章 五山の学芸、第5章 五山の仏画・仏像、展示作品リストという順序で展開されていますが、にわか坐禅を楽しむ私の知識では、これらの展示物全体を理解するのがやっとで、なかなか難しい。
禅の世界は、最近では、様々な坐禅会が各地で開催されるなど、ポピュラーになってきましたが、その本髄は、天竜寺などの京都五山のお寺の奥深くには、、門外不出の仏像や資料がたくさんあって、修行僧でなければ拝めないものが多い。
その意味では、鎌倉時代の肖像彫刻の代表的作品である、無関普門坐像と癡兀大慧坐像が揃って東京で初公開されるのも初めてのことであり、鑑賞すべき充実した内容のものではありますね。
それにしても、この奥深き禅の世界‥‥私は、自らの勉強不足を、体を持って感じてしまったのでした。修行僧の自己に対する厳しさは、半端なものではありません。
ふーむ。