スランプ脱出のためのメタ認知 | 考える道具を考える

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 脳科学者 茂木健一郎氏の「ひらめき脳」(新潮新書)には、人間の「ひらめき」にとって重要なものに「メタ認知」があると指摘しています。

 メタ認知とは、自分が置かれている状況を外から客観的にみる能力のこと。

 人がスランプに陥るというのは、どういう状況のことを言うのでしょうか? 

 スポーツではスランプということがよく言いわれますね。ビジネスでスランプというのはあるのでしょうか?

 ‥‥スランプの状態にあるということは、追い詰められているということでもある‥‥

 と、茂木先生は説明します。つまり、追い詰められている状態を脱出するために「ひらめき」が必要となるわけですね。スランプ脱出のためにアイデアを欲する状態こそ、ひらめきを生む土壌なのかもしれないと指摘しています。

 うむ、確かにビジネスにもスランプはある。

 ‥‥危機に陥る時にこそ、創発は起こるのです。‥‥

 そういうことらしい。

 ということは、スランプに陥っているなーと、自分で分かっているということがメタ認知であり、それはスランプかどうか分からない状態を既に脱出しているということになるわけですね。

 「最近、調子悪いんだよね‥」などと、ぼやく前に、

 「おっと、これはひらめきが発揮される絶好のチャンスだ」と思えばいいのですね。

 ‥‥なるほどね‥。そうすると、私の状態は、日常的に「ひらめき」のチャンスにあふれているということになりますね。(苦笑)